プロレスリング・ソーシャリティ【社会・ニュース・歴史編】

社会、ニュース、歴史、その他について日々思うことを書いていきます。【プロレス・格闘技編】はリンクからどうぞ。

ロシア

巡洋艦モスクワ撃沈の海戦史的意味-「艦船は陸上砲台に勝てず」の再来

4月14日、ロシア黒海艦隊の旗艦である巡洋艦『モスクワ』が沈没した。 ウクライナ軍のネプチューン対艦ミサイル2発の命中を受け――無人攻撃機の攪乱?援護があったとも言われる――、大打撃を受けて後退・曳航中に力尽きたらしい。 『モスクワ』は1983年就役な…

在日ロシア人に脅迫・嫌がらせする国賊バカ

案の定というか、日本に在住するロシア人やロシア人経営店に対する嫌がらせや脅迫が、増えているようだ。 (⇒ テレビ大阪ニュース 2022年3月22日記事:ロシア料理店に殺害予告) もちろん圧倒的大多数の日本人は、こんなことする人間はバカと思うはずである…

ロシア軍、極超音速ミサイル「キンジャール」初使用-しかしキエフには発射しない件

3月19日、ロシア国防省の発表によると―― ロシア軍は3月18日に極超音速ミサイル「キンジャール」を初めて使用し、ウクライナ西部の大規模武器貯蔵施設(ミサイルと航空機用弾薬)を破壊した、とのこと。 このキンジャールという「極超音速ミサイル」は、かね…

ウクライナは降伏して人命を救うべきか? 中国は日本に降伏すべきだったか?

今回のウクライナ戦争で、日本において「ウクライナは早く降伏・譲歩して国民の命を救うべきだ」と述べる論者が主に2人いる。 元大阪府知事で弁護士の橋下徹 氏、 テレビ朝日コメンテーターの玉川徹 氏 である。 もちろん、これも一つの考え方だ。 第二次大…

ミリタリーファン「ロシア軍にはガッカリだ」

2月24日にロシアがウクライナに侵攻して、3月13日で18日になる。 しかしロシア軍はいまだ首都キエフはおろか、「国境の町」とも言える第二の大都市ハリコフすら落とせていない。 気化爆弾まで使用しはじめた、と言われていながらである。 いったいこんなこと…

皇帝プーチンとスポーツ貴族プルシェンコ-第二次ロシア革命はまだか?

2月24日にロシアがウクライナに侵攻して、3月7日で11日になる。 しかしロシア軍はいまだ首都キエフはおろか、「国境の町」とも言える第二の大都市ハリコフすら落とせていない。 この戦前の予想をあまりに裏切るロシア軍の「弱さ」に、世界は瞠目しているよう…

ロシアのプーチンは「切れ者の戦略家」なのか?

今や全世界の渦中の男、圧政の独裁者であり「ヒトラーの再来」とも罵られる、ロシアのプーチン大統領…… 彼は一般に、冷酷で切れ者の戦略家だと言われる。 だからこそ今回、「欧米列強の足元を見て(経済制裁も耐えられると見切って)」ウクライナ侵攻を命じ…

キエフ・ハリコフ攻防戦でウクライナ善戦-戦争はまだ人間のもの

2月27日現在、ウクライナに侵攻したロシア軍はいまだ首都キエフを落とせていない。 首都に留まり徹底抗戦を宣言した大統領ゼレンスキーをはじめ、閣僚たちの行うツイッター・動画配信戦術も止めることができていない。 それどころか第2の都市ハリコフでは、…

「ミュンヘン静観」再び-西欧が東欧を見捨てる伝統について

2月24日、ロシア軍は三方からウクライナに攻め入った。 翌25日(これを書いている時点)には、もう首都キエフが陥落寸前である。 アメリカはこうなる前から、ロシアは必ずウクライナに侵攻すると言っていた。 そうなったらキエフは2日で陥落するとも予測して…

ウクライナ危機:ロシア軍の兵力が意外と「少ない」件

2月23日、ウクライナ政府はロシアの侵攻の脅威に対し、非常事態宣言を発令する方針を固めたという。 ロシアは2月21日、ウクライナ東部の親ロシア派支配地域の独立を承認している。 そして2月20日の段階で、ウクライナ国境にはロシア通常兵力の75%、最大19万…

「金メダルを獲ったら国威が上がる」という迷信妄想

私はぜんぜん見てないが、2月17日の北京オリンピック・フィギュアスケート女子シングル戦は、異様かつ鬼気迫る雰囲気であったらしい。 むろんその原因は、ロシア(正確にはROC=ロシアオリンピック委員会だが、つまりはロシアだ)選手のドーピング疑惑である…

ロシア(また)ドーピング?-これぞ「作られた英雄」、オリンピックの気色の悪さ

いま開催中の北京冬季オリンピックでは、競技外の「判定」「ドーピング」等々が話題である。 中でも、ロシア――いや、ROC(ロシアオリンピック委員会)――の女子フィギュアスケート選手カミラ・ワリエワ(15歳)のドーピング疑惑は重大視されている。 しかしな…

米外交官ら「謎の脳損傷」-昔からあった電磁波攻撃説

中国、キューバ、そして中国以外のアジア、欧米のどこかにおいて、アメリカの駐在外交官ら130人以上が(2016年以来)謎の脳損傷を被っている、との話をニューヨークタイムズが伝えた。 (⇒ msnニュース 2021年5月13日記事:謎の脳損傷、米外交官ら130人以…

イランの「なんちゃって報復攻撃」とアメリカとの宿命の対決

2020年は、アメリカとイランのものすごいクライシスで幕を開けた。 すわ、ついに戦争かと思ったら、どうも尻すぼみで終わりそうな感じが漂ってきた。 まず1月3日、イランの革命防衛隊の精鋭とされるコッズ部隊のソレイマニ司令官が、イラクの首都バグダッド…

アメリカ、INF(中距離核戦力)全廃条約から離脱へ-「第二のスターウォーズ計画」で次の仮想敵国・中国との新冷戦はまたアメリカの勝ち?

またまた「暴走大統領」トランプがやらかした―― と、世の中の大半の人は反射的に思うに違いない。 トランプ大統領は10月20日、ロシアとのINF(中距離核戦力)全廃条約から離脱すると述べた。 これは1987年にアメリカのレーガン大統領と旧ソ連のゴルバチョフ…

「大シスマ」再び-これは世界史教科書的大事件? キリスト教東方正教会が南北に分裂か

10月11日、キリスト教東方正教会の中心であるコンスタンティノープル総主教庁は、ウクライナ正教会のロシア正教会からの独立を承認する発表をした。 ロシア正教会はもちろんのことだが、「同じ東方正教会だから」とウクライナへの関与を正当化してきたロシア…

米英仏、シリアをミサイル攻撃-アメリカ長年の懸案と「問題国家支援請負人」ロシアの崖っぷち

4月13日から14日、アメリカ・イギリス・フランスの連合軍が、ミサイル約100発と航空機による空爆によってシリアを攻撃した。 標的は化学兵器の研究所・指令所・貯蔵施設のみだという。 シリアのアサド政権は自国民(の反政府派)に対して化学兵器を使用した…

プーチンの大統領選圧勝と元スパイ暗殺未遂事件-凍てつく土人の大地・ロシアがまた敗戦する日

3月18日、ロシアで大統領選の投開票が行われ、現職のウラジミール・プーチン(65歳)が75%超を得票し圧勝した。これで任期も2024年まで延びた。 www.newsweekjapan.jp もちろんこんなのは当たり前のことであって、誰もたいして興味は湧くまい。 「ふーん、…

スウェーデン政府、国民に「(ロシアとの)戦争に備えよ」と呼びかける-ここはウーマン村本氏の出番では?

やっぱり注目せざるを得ないニュースである。 スウェーデン政府が「軍備増強」を進め、ロシアとの戦争に備えて国民に非常物資を蓄えるようパンフレットを配布して呼びかけるという。 www.cnn.co.jp 私は浅学にして、北欧情勢がそんなに緊迫しているとは全然…

“扇風機にあたるカリフ”バグダーディ死亡? どうなるイスラム国

唐突なニュースだが、イスラム国(IS、ISIS)の最高指導者と目されるアブーバクル・バグダーディ(45歳)が死亡したらしい。 しかも殺ったのはロシアの空爆だという。 6月16日のロシア国防省発表によると、5月28日未明にシリア北部のラッカ(イスラム国の首…

アメリカのシリア攻撃と「ロシア・プーチンへの過大評価」

4月6日(日本時間では4月7日)、アメリカは地中海の艦船から巡航ミサイル59発を発射し、シリアの軍事施設を攻撃した。 シリアのアサド政権が、同国北西部での反政府勢力への攻撃に化学兵器を使用したことへの報復だとされる。 これにより、アサド政権を支持…

北方領土は廃棄物のフロンティアか?

何か最近、本気で北方領土が返ってきそうな勢いである。 もっとも4島全部が返ってきそうではさすがになく、歯舞群島・色丹島の「小さい2つ」が日露交渉の焦点になっているようだ。 内閣府の北方対策本部のサイトとウィキペディアを参考に、北方四島の概略を…