恐竜
つい3年前、「パタゴティタン」と名付けられた竜脚類恐竜(要するにブロントサウルス型)が、史上最大の恐竜発見と報じられていた。 しかし、案の定である。 それを越えるかもしれない恐竜化石が、またもアルゼンチン北西部はパタゴニアで発見されたという。…
「カニの定義の見直しを迫るような」9000万年前のカニが発見された、とのニュースが入ってきた。 9000万年前と言えば白亜紀後期の恐竜時代で―― 首長竜や大型アンモナイトなどと同時代に、こんなカニが海中を「泳いで」いたというのは、まさしくロマンである…
中国は河北省で、「羽毛のある小型翼竜」の化石が見つかった。 その翼竜は、約1億6千万年前のジュラ紀に生息した翼長40センチ程度のものらしい。 翼竜は2億年以上前に生じ、恐竜絶滅と同じ6500万年前に滅んだとされているから、翼竜の歴史の中では初期に属す…
「世界最大の鳥」は、たった1000年前(平安時代)までマダガスカル島に生きていたエピオルニス・マクシムスだと決定したらしい。 とはいえもちろん「飛べない鳥」(走鳥類)なので、「飛べない鳥は鳥じゃない」という主義・好みの人にはややインパクトの弱い…
古生物界では、長年にわたり奇怪なウワサ(説)が囁かれてきた。 それは「翼竜は、実は飛べなかった」というものである。 これを聞いた人は、一も二もなく「何を馬鹿なこと言ってるんだ」という気になるに違いない。 翼竜と言えば誰しも子どものころ学習漫画…
イギリス南西部で、体長25メートルと推計される魚竜の化石が見つかったそうだ。 地球史上最大の動物は、まさにこの現代に生きるシロナガスクジラとされ、その体長は最大34メートルに達するという。 これに比べれば体長25メートルは見劣りするのだが、それで…
このほど学術誌「Proceedings of the Royal Society B」において、地球史上最大の陸上動物が新種として発表された。 その名は「パタゴティタン・マヨラム」。 何でも体長37メートル・体重69トン・大腿骨の長さ(高さ)だけでも2.4mに達する、例のティタノサ…