プロレスリング・ソーシャリティ【社会・ニュース・歴史編】

社会、ニュース、歴史、その他について日々思うことを書いていきます。【プロレス・格闘技編】はリンクからどうぞ。

化石

史上最大翼竜は「飛べない翼竜」化していたか-いわゆる移行型の不思議

史上最大の飛行生物として有名な「ケツァルコアトルス」は、男子のロマンを掻き立てる点においてティラノサウルスに匹敵する魅力がある。 あれほど巨大な生物が空を飛ぶという勇姿は、間違いなく恐竜時代のハイライトの一つである。 ところかそのケツァルコ…

白亜紀「地獄アリ」の口は上下に開いた-それは左右開きに劣るのか?

アメリカはニュージャージー工科大学は8月6日、 「9900万年前(白亜紀)の地獄アリ(ヘル・アント)が、獲物の昆虫に噛みついたまま閉じ込められた琥珀」 を発見した、と発表した。 その地獄アリというのは(何と)、口が左右に開くのではなく、上下に開くよ…

「カニ界激震」という秀逸タイトルと9000万年前の「昆虫ガニ」発見

「カニの定義の見直しを迫るような」9000万年前のカニが発見された、とのニュースが入ってきた。 9000万年前と言えば白亜紀後期の恐竜時代で―― 首長竜や大型アンモナイトなどと同時代に、こんなカニが海中を「泳いで」いたというのは、まさしくロマンである…

「羽毛」ある翼竜の発見-翼竜は鳥類に劣るから滅んだ?

中国は河北省で、「羽毛のある小型翼竜」の化石が見つかった。 その翼竜は、約1億6千万年前のジュラ紀に生息した翼長40センチ程度のものらしい。 翼竜は2億年以上前に生じ、恐竜絶滅と同じ6500万年前に滅んだとされているから、翼竜の歴史の中では初期に属す…

「史上最大級の魚竜」化石発見-魚竜の秘める大いなる謎

イギリス南西部で、体長25メートルと推計される魚竜の化石が見つかったそうだ。 地球史上最大の動物は、まさにこの現代に生きるシロナガスクジラとされ、その体長は最大34メートルに達するという。 これに比べれば体長25メートルは見劣りするのだが、それで…

史上最大の恐竜の発見-パタゴティタン・マヨラムのさらに上には上があるか? どうして現代に「首長類」は一種しかいないのか?

このほど学術誌「Proceedings of the Royal Society B」において、地球史上最大の陸上動物が新種として発表された。 その名は「パタゴティタン・マヨラム」。 何でも体長37メートル・体重69トン・大腿骨の長さ(高さ)だけでも2.4mに達する、例のティタノサ…