プロレスリング・ソーシャリティ【社会・ニュース・歴史編】

社会、ニュース、歴史、その他について日々思うことを書いていきます。【プロレス・格闘技編】はリンクからどうぞ。

2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧

谷査恵子さんに見る「働いたら負け」と「貧乏クジを引く」

谷査恵子さんの引いた貧乏クジは、次はあなたが引く番かもしれない。 行きたくもないはずの「(私人であるはずの)首相夫人の秘書」に行かされ、陳情対応の仕事をしたあげく、首相には激怒され「自分で勝手にやったこと」とされる。 まさに「働いたら負け」…

「鎖国」と「聖徳太子」の復活-歴史学者の功名心について

「聖徳太子」と「鎖国」が新学習指導要領に復活する見込みとなった。 鎌倉幕府の成立年が1192年から1185年になったのと同様、聖徳太子と鎖国の用語をなくそうというのも、非常に疑わしい“新しい常識”のように思える。 なぜ従来の通説を否定する動きが歴史学…

不動産(国有地)売却の外道-購入代金「分割払い」の異例ぶり

近畿財務局は、本件国有地の返還(国による、契約条件不履行(不成立)に基づく買い戻し)を求める通知を森友学園に送っている。 時事通信3月10日付け記事によると―― 国有地の鑑定額9億5,600万円からゴミ撤去費用8億円強を差し引いた1億3,400万円が契約上の売…

プロレス実況アナ「籠池理事長は国会で何を語るのか?」

森友学園が豊中市の国有地に4月開校を目指していた“瑞穂の國記念小學院”は、大阪府が不認可にした。 (そして、実際の入校予定者はたった5人だったようである――こんな騒動になってから入学辞退した人が多数に及ぶとしても、あんまりな人数だ。) 3月16日には…

教育勅語が「イイ話」なのは当たり前-森友学園と保守主義のイメージ下落問題

籠池理事長の妻は、夫を凌ぐ「問題児」であるかのようだ。 教育勅語にはいいところもある、いいことが書いてある、というのは当たり前のこと。『毛沢東語録』にも他のどんな本にもイイコトが書いてあるし、世の中はそんな話で溢れている。

森友学園と「政治家への陳情」-これが平均的な日本人像?

森友学園が政治家に口利きを依頼していたことが判明した。 しかし「何かあったら議員・政治家に頼め」というのは、日本人の常識というか平均的なメンタリティである。 それにしても共産党、どうやって自民党議員事務所のメモを入手したのだろうか……