プロレスリング・ソーシャリティ【社会・ニュース・歴史編】

社会、ニュース、歴史、その他について日々思うことを書いていきます。【プロレス・格闘技編】はリンクからどうぞ。

阿武町誤振込事件への苦情電話のキモさと「電話応対賤業論」

山口県阿武町のコロナ対応低所得者向け給付金4630万円「誤振込」事件について、同町への移住者である24歳の男が逮捕された。 なんでも誤振込当日からオンラインカジノにカネを使いまくって、今はほぼ全く残金がないらしい。 そして当然のごとく同町には「苦…

キラキラネーム公認へ-日本人の名前、何度目かの大転換期

5月17日、政府法制審議会(戸籍法部会)は、戸籍に読み仮名を記載する法改正の中間試案をまとめた。 そしていわゆる(漢字と読み方が普通は一致しない)「キラキラネーム」をどの範囲で認めるか、3つの案を併記した。 しかしおそらく、「光宙」と書いて「ぴ…

史上最大翼竜は「飛べない翼竜」化していたか-いわゆる移行型の不思議

史上最大の飛行生物として有名な「ケツァルコアトルス」は、男子のロマンを掻き立てる点においてティラノサウルスに匹敵する魅力がある。 あれほど巨大な生物が空を飛ぶという勇姿は、間違いなく恐竜時代のハイライトの一つである。 ところかそのケツァルコ…

上島竜兵すら自殺する世界に生きる、ということ

5月3日、俳優の渡辺裕之(66歳)が自殺死した。 「ファイト、一発ぁーつ!」で有名な、リポビタンDのCMに出ていたので知られる人である。 そして5月11日、ダチョウ倶楽部メンバーでありリアクション芸の大家、かつ後輩芸人らとの集まり「竜兵会」すら有名な…

「体育座り」以外も全ての「座る」は体に悪い―その働き方改革はできるか?

ついにその日が来た。 あの学生時代に誰もがやってきた「体育座り」が、槍玉に上がる日がである。 (⇒山陰中央新報ニュース 2022年5月6日記事:体育座り「つらい」腰痛原因 見直す学校も) 私は上記引用記事で初めて知ったのだが、あの体育座りというのは「…

デジタル庁職員に不満渦巻く―日本の道徳はDX化に向いてない

5月1日、デジタル庁が業務改善のため実施した内部アンケートの結果がわかった。(公表してないのに、わかったらしい) 回答率は85%(約550人)という驚異的な高さであり、その内容は 「業務が多すぎる」 「風通しが悪い」 「やる気を失っている若手が非常に…

静岡市公園にスタバ出店断念ー老害反対と「スタバ基準論」

静岡市は葵区の、城北公園のPFI整備事業。 そこにはスターバックス(スタバ)が出店することになっていたのだが、それが地元住民の一部の反対を受け、出店を断念することになったらしい。 (⇒ 静岡新聞 2022年4月25日記事:「非常に残念」「市側の対応はどう…

婚約指輪は「コスパが悪い」「貧困層への配慮がない」とならないのか

読売新聞の「大手小町」の「発言小町」は、かなり高い頻度で面白い記事や発言・それへの反応を掲載してくれるメディアである。 最近は、「婚約指輪が高すぎるとして彼女に割り勘を提案したら機嫌を損ねた」とする30代公務員男性の投稿が、とても波紋を広げた…

巡洋艦モスクワ撃沈の海戦史的意味-「艦船は陸上砲台に勝てず」の再来

4月14日、ロシア黒海艦隊の旗艦である巡洋艦『モスクワ』が沈没した。 ウクライナ軍のネプチューン対艦ミサイル2発の命中を受け――無人攻撃機の攪乱?援護があったとも言われる――、大打撃を受けて後退・曳航中に力尽きたらしい。 『モスクワ』は1983年就役な…

JR西日本、大赤字ローカル線収支を初公表-「国鉄復活」の奇手

4月11日、JR西日本は「路線維持が困難」な30区間の収支状況を、初めて公開した。 その全てが赤字であるのは当然だが、営業損益で最大の赤字なのは山陰線の出雲市~益田の区間で、営業赤字は34.5億円、収支率は22.4%(2017-2019年度の平均)だという。 壊滅…

映画監督らの性的加害、続々露見-人は誰でも圧制者になる

映画監督の園子温(その しおん)氏(60歳)、榊(さかき)英雄 氏(51歳)、俳優の木下ほうか 氏(58歳)の、「自身の監督・出演作品における出演女優らへの性的加害」が報じられる中―― 今度は「有名映画プロデューサー」の梅川治男 氏(61歳)もまた女優へ…

ウィル・スミス、妻への侮辱にビンタ一閃-世には「共感される暴力」がある

3月27日、第94回アカデミー賞の会場で―― 主演男優賞にノミネートされたウィル・スミスが、プレゼンターである「コメディアン」クリス・ロックという人に平手打ちを食らわした。 同席したスミスの妻が脱毛症で悩んでいるというのに、それを「GIジェーン“2”で…

在日ロシア人に脅迫・嫌がらせする国賊バカ

案の定というか、日本に在住するロシア人やロシア人経営店に対する嫌がらせや脅迫が、増えているようだ。 (⇒ テレビ大阪ニュース 2022年3月22日記事:ロシア料理店に殺害予告) もちろん圧倒的大多数の日本人は、こんなことする人間はバカと思うはずである…

ロシア軍、極超音速ミサイル「キンジャール」初使用-しかしキエフには発射しない件

3月19日、ロシア国防省の発表によると―― ロシア軍は3月18日に極超音速ミサイル「キンジャール」を初めて使用し、ウクライナ西部の大規模武器貯蔵施設(ミサイルと航空機用弾薬)を破壊した、とのこと。 このキンジャールという「極超音速ミサイル」は、かね…

名探偵コナン「理想の花嫁」企画で謝罪-花嫁と結婚のオワコン化

3月19日、劇場版『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』公式ツイッターアカウントは、謝罪を発表した。 何に謝罪したかというと、 「作中の女性キャラの中から“理想の花嫁”を選んで投票してください」 という企画についてである。 この理想の花嫁というコンセプ…

ウクライナは降伏して人命を救うべきか? 中国は日本に降伏すべきだったか?

今回のウクライナ戦争で、日本において「ウクライナは早く降伏・譲歩して国民の命を救うべきだ」と述べる論者が主に2人いる。 元大阪府知事で弁護士の橋下徹 氏、 テレビ朝日コメンテーターの玉川徹 氏 である。 もちろん、これも一つの考え方だ。 第二次大…

ミリタリーファン「ロシア軍にはガッカリだ」

2月24日にロシアがウクライナに侵攻して、3月13日で18日になる。 しかしロシア軍はいまだ首都キエフはおろか、「国境の町」とも言える第二の大都市ハリコフすら落とせていない。 気化爆弾まで使用しはじめた、と言われていながらである。 いったいこんなこと…

皇帝プーチンとスポーツ貴族プルシェンコ-第二次ロシア革命はまだか?

2月24日にロシアがウクライナに侵攻して、3月7日で11日になる。 しかしロシア軍はいまだ首都キエフはおろか、「国境の町」とも言える第二の大都市ハリコフすら落とせていない。 この戦前の予想をあまりに裏切るロシア軍の「弱さ」に、世界は瞠目しているよう…

ロシアのプーチンは「切れ者の戦略家」なのか?

今や全世界の渦中の男、圧政の独裁者であり「ヒトラーの再来」とも罵られる、ロシアのプーチン大統領…… 彼は一般に、冷酷で切れ者の戦略家だと言われる。 だからこそ今回、「欧米列強の足元を見て(経済制裁も耐えられると見切って)」ウクライナ侵攻を命じ…

キエフ・ハリコフ攻防戦でウクライナ善戦-戦争はまだ人間のもの

2月27日現在、ウクライナに侵攻したロシア軍はいまだ首都キエフを落とせていない。 首都に留まり徹底抗戦を宣言した大統領ゼレンスキーをはじめ、閣僚たちの行うツイッター・動画配信戦術も止めることができていない。 それどころか第2の都市ハリコフでは、…

「ミュンヘン静観」再び-西欧が東欧を見捨てる伝統について

2月24日、ロシア軍は三方からウクライナに攻め入った。 翌25日(これを書いている時点)には、もう首都キエフが陥落寸前である。 アメリカはこうなる前から、ロシアは必ずウクライナに侵攻すると言っていた。 そうなったらキエフは2日で陥落するとも予測して…

ウクライナ危機:ロシア軍の兵力が意外と「少ない」件

2月23日、ウクライナ政府はロシアの侵攻の脅威に対し、非常事態宣言を発令する方針を固めたという。 ロシアは2月21日、ウクライナ東部の親ロシア派支配地域の独立を承認している。 そして2月20日の段階で、ウクライナ国境にはロシア通常兵力の75%、最大19万…

映像コンテンツで日本が韓国に完敗する(昔からの)理由

今、筋金入りの韓国嫌いの日本人でも認めざるを得ないのは、 「少なくとも映画やドラマなどの映像コンテンツで、日本は韓国に世界で完敗中」 ということではなかろうか。 ここで「映像コンテンツ」というのを、「芸能コンテンツ」と言い換えてもいいかもしれ…

「金メダルを獲ったら国威が上がる」という迷信妄想

私はぜんぜん見てないが、2月17日の北京オリンピック・フィギュアスケート女子シングル戦は、異様かつ鬼気迫る雰囲気であったらしい。 むろんその原因は、ロシア(正確にはROC=ロシアオリンピック委員会だが、つまりはロシアだ)選手のドーピング疑惑である…

悠仁さま高偏差値高校へ「提携校進学制度」で進学-皇室と学歴主義の未来

2月16日、宮内庁は、秋篠宮家の長男であり将来の天皇(だろう)悠仁さまが、国立筑波大学付属高校に「提携校進学制度」により合格し、4月に入学することを発表した。 何でも国立筑波大学付属高校は都内屈指の進学校で、その学生の偏差値は「75以上」とも言わ…

女性プロゲーマー「身長170cm以下の男に人権なし」-女心のキモさについて

2月15日、女性プロeスポーツ選手「たぬかな」という人がライブ配信中、 「165cmはちっちゃいね。ダメですね。 170ないと、正直人権ないんで。 170センチない方は『俺って人権ないんだ』って思いながら、生きていってください。 骨延長の手術を検討してくださ…

ロシア(また)ドーピング?-これぞ「作られた英雄」、オリンピックの気色の悪さ

いま開催中の北京冬季オリンピックでは、競技外の「判定」「ドーピング」等々が話題である。 中でも、ロシア――いや、ROC(ロシアオリンピック委員会)――の女子フィギュアスケート選手カミラ・ワリエワ(15歳)のドーピング疑惑は重大視されている。 しかしな…

自民党京都府連の選挙買収疑惑-異様に低額の「買収費」

週刊文春では、自民党の京都府連において、国政選挙の自民党候補者が選挙区内の府議や市議に「50万円」を配っていたとの疑惑を報じている。 (⇒ 文春オンライン 2022年2月11日記事:自民党京都府連「選挙買収」疑惑 新たな内部文書と証言「選挙活動を頑張っ…

少子化ノンストップ爆走-25~34歳で「子どものいる夫婦世帯」は1割もいない

2月7日、内閣府は「日本経済2021-22」(ミニ経済白書)を公表した。 それによると、25歳から34歳の年齢幅での世帯類型では、 ●所得400万~499万円で「子どものいる夫婦という世帯類型」は、2019年に全体の9.8%(2014年は13.2%) ●所得300万~399万円では5.…

日韓歴史戦・佐渡金山編-世界遺産、多過ぎ問題

日本政府が「佐渡金山」を世界遺産の候補に推薦したことに対し、韓国政府は真っ向から反発と抗議をしている。 別にこんなことを茶化す気はないが、なんかもう、トムとジェリーかと思うような毎度の展開である。 今回の件は、「日韓歴史戦・シーズンXX 佐渡金…