芸能界にとんと興味のない私であるが、それなのにこのブログでは「広末涼子」のことを何度か書いている。
個人的には、芸能人の中でも異例中の異例の扱いである。
(⇒ 2023年6月7日記事:広末涼子もまた不倫? なくていいのはベストマザー賞かノーベル平和賞か)
(⇒ 2023年6月15日記事:「広末涼子直筆不倫ラブレター」公開の大恐怖-身近な通報者と私信暴露)
それほどまでに?「お騒がせ芸能人」である広末涼子なのだが……
なんとこのたび交通事故(追突事故)を起こしたあげく、運び込まれた病院で女性看護師を蹴るなどする暴行を働いたということで、本当に警察に逮捕されてしまった。
(⇒ 静岡放送 2025年4月8日記事:「一時的にパニック状態に陥った」俳優・広末涼子容疑者(44) 交通事故後から取り乱し取り調べ難航も 傷害容疑で逮捕【静岡】)
この大事件、当初は「自称」広末涼子容疑者、と報道されていたのが印象深い。
私も最初は、「なんとまぁ広末涼子を自称するような赤の他人がいるのか」と感じてしまった方である。
それが本物だったのだから、ビックリした人は日本に何万人もいるだろう。
言うまでもなく広末涼子とは、日本で知らぬ人のほとんどいない超有名「女優」である。
かつて若人の憧れを集めた清純なる透明感ある美少女・美女であり、ベストマザー賞も受賞した。
それが早稲田大学への入学と中退、有名シェフとの不倫騒動を経て「メンタル不安定説・不全説」が囁かれるようになり、ついに今回の明確なる破局に至った。
そしてどうも病院や警察の取り調べにおいても――追突事故の前においても――、メンタル異常を否定できないような奇行に走っているようなのだ。
まさにこれは、「墜ちたアイドル」と呼ぶしかないような現実だろう。
さて、ここで思い起こされるのが、かつて(今も?)広末涼子に憧れや賞賛の念を抱いていたファンたちのことである。
彼らはまさか20年くらい前、あの広末涼子が将来こんなことになるとは夢にも思わなかっただろう。
いったい彼女に何があったのか、
いや、もしかしたら彼女には元々こういうことになる素質なり性向なりがあり、それを自分らが知らなかっただけなのか……
と、少しは考えることもあるだろう。
私はやはりここに、アイドルという「ただの生身の人間」に憧れる・賞賛するということのリスクを感じないではいられない。
どんなアイドル(女性でも男性でも)であろうと、それが本当に清純で純真で素敵な人だなどと信じるのは、実に危険なことである。
いや、危険というよりは、愚かで妄想的なことである。
あなたやあなたの周りの人間がどうであるのと同様、彼ら彼女らもやっぱりただの人間なのであって、どこかヘンな・嫌な性格を持っていないわけがない。
このことは芸能人だけでなく、経営者や学者などといった全ての人間に当てはまることだ。
今回の件で、いかに広末涼子の熱烈なファンでさえも、幻滅や「どうしてこうなった感」を覚えないわけにはいかないだろう。
あるいは、広末涼子に「裏切られた」気持ちになる人もいるかもしれない。
だがこれは、「騙された方が悪い」の典型的な例だと思う。
もし本当にファンが騙されたのだとすれば、それは「勝手に騙された」というだけである。
「本当にそんなわけはない」のは明らかなのに、清純だの純真だの、心の中まで透明感があるなどと勝手にイメージを抱いていただけである。
そしてこういうことは、広末涼子に限ったことではもちろんなく――
ものすごく大勢の人物について「勝手に騙されている」人が、世には蔓延しているのではなかろうか。
しかし現実は、かくのごとし。(今回はかなり極端な例ではあるが……)
その一方で現実には、人が「勝手に騙される」現象は盛んになるばかり、でもあるのだろうか。