プロレスリング・ソーシャリティ【社会・ニュース・歴史編】

社会、ニュース、歴史、その他について日々思うことを書いていきます。【プロレス・格闘技編】はリンクからどうぞ。

考古学

農耕は彗星爆発で始まったのか-歴史天変地異激変説

米カリフォルニア大学サンタバーバラ校などの、米英連合研究チームの発表によると―― 中東はシリア北部の古代遺跡「アブ・フレイラ」(現在はダム湖の底に水没)の水没前に掘り出された地層や遺物の分析から、 約1万2800年前のこの地域で彗星の空中爆発があり…

チャバネゴキブリは日本原産? 纏向遺跡で古墳時代の破片発見

これは地味に、今年最大のサイエンスニュースかもしれない。 10月11日、奈良女子大学と大阪市立自然史博物館らの研究チームは、あの有名な纒向遺跡(奈良県桜井市)の3世紀後半という古墳時代の土壌から、世界最古とみられるチャバネゴキブリの破片を発見し…

「ヘタ過ぎるナスカの地上絵」ショック-これはロマンか村おこし看板か?

10月16日、ペルーの文化省は、幅37メートルに及ぶ新たな「ナスカの地上絵」を発見した、と発表した。 それは丘の急斜面に描かれた、ネコ科の動物(ピューマ?)だという。 このニュースをネットで文字タイトルで見たとき、ワクワクしてクリックした人がどれ…

「マヤ文明」またまた大発見-BC1000年・最大最古の祭祀構造物と仁徳天皇陵の対比

いったいマヤ文明は、どうなっているのだろう。 ここ数年、大発見のニュースがほとんど矢継ぎ早である。 tairanaritoshi-2.hatenablog.com tairanaritoshi-2.hatenablog.com 6月4日、イギリスの科学誌『ネイチャー』に載った記事によると―― 米アリゾナ大など…

また新たなナスカの地上絵発見-「ナスカの地上絵、お地蔵さん」説

快挙である。 11月15日、日本IBMと山形大学は、AIの活用でかの有名なペルーのナスカ台地を調査し、新たな地上絵を1点発見したと発表した。 また、AIを使わわない手段で、新たに142点の地上絵を発見したことも発表した。 www.itmedia.co.jp このうちAI活用し…

古代イギリス人は「青い目の黒人」だった? たった1万年で進む肌の色の変異

これは、こういうことに興味のある人にとっては誠に興味深いニュースである。 約9000年前のイギリスで暮らしていた男性の頭蓋骨をDNA鑑定にかけたところ―― その肌は「濃い色から黒にかけての色」で、縮んだ黒髪を持ち、青い目をしていたことが判明したという…