結婚
しかしそれにしても、思うのである。 このネットが世界を覆う時代、チャットGPTが自動で文章を作成する時代、AIが人間を超えるシンギュラリティの時代が目前に迫っているかのような21世紀の今―― 日本女性がパートナーとしての男性を選ぶ第一基準が、よりにも…
女性が恋人や結婚相手としての男性に求める要素として、イの一番に挙げられるのが「身長」だという。 婚活サイトの場では必ずその欄が設けられ、それを使って「足切り」する女性が多いらしいのも、よく知られている。 女性が設ける男性の身長要件は「165セン…
最近はとにかく、「人口減少」「出生率・出生数が下げ止まらず」「未婚率上昇」とかのニュース記事が目白押しである。 日本だけでなく、世界の中でも特に東アジアではそんな話でもちきりである。 というわけで、当ブログでもその手の記事が自然と?多くなっ…
世界ぶっちぎり、2022年には前人未到の出生率0.78という異次元の少子化局面に突入した韓国―― その韓国では(驚くには当たらないと言うべきか)、積極的な「非婚主義」の拡大が見られるという。 なんでも、「一生結婚しません」と宣言する結婚式ならぬ「非婚…
12月29日、厚生労働省国立社会保障・人口問題研究所の発表に基づき、2020年時点の日本の50歳未婚率(生涯未婚率)は「男性28.25%・女性17.81%」となったことが集計された。 (⇒ 東京新聞 2022年12月29日記事:50歳未婚率が急上昇 20年は男性28%、女性17%)…
もちろん、「恋愛相手や結婚相手をマッチングアプリで探す、しかも政府がそれを後押しする」なんて世も末だ、情けない……なんていう感想を持つ人も多いだろう。 というか今は、そういう人の方がはるかに多いだろう。 しかし私は、これをいいことだと思うので…
2022年の参院選は、自民党の大勝に終わった。 これを「現状維持」と言うべきか「現状加速」と言うべきかわからないが、ともかくもこれが日本国民の選択であった。 それを後世の人はどう見るだろうか。 しかし、今の日本が直面する最大の課題が「人口減少」で…
3月19日、劇場版『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』公式ツイッターアカウントは、謝罪を発表した。 何に謝罪したかというと、 「作中の女性キャラの中から“理想の花嫁”を選んで投票してください」 という企画についてである。 この理想の花嫁というコンセプ…
国民的大騒動となった秋篠宮眞子さまと小室圭氏の結婚「スキャンダル」は、結婚が成立し夫妻がアメリカに渡ってからも、(さすがに結婚前ほどではなくなったが)まだ続いている。 さてそれで、今回の騒動の結論めいたものを探すとすれば、何だろう。 おそら…
東京オリンピックの開催か中止か、に続く国民的話題―― 秋篠宮眞子さまと小室圭氏の結婚話は、どうやら年内に行われることに決まりらしい。 結婚に伴う皇室儀式はナシ、一時金1億3700万円の支給もナシ、結婚後はニューヨーク暮らしということになるようだ。 …
間欠的にネットに出てくる題材であるが、また最近、「コロナ婚活に励むCA(キャビンアテンダント)」を採り上げた記事が(やや)注目を集めた。 diamond.jp このCAは30歳で年収600万円だが―― 「身長と歯並び」は絶対に譲れず、 年齢は30歳から45歳まで、 外…
7月10日に総務省が発表したところによると―― 日本の人口は2019年1月1日時点(人口動態調査)で、1億2477万6364人と前年から43万3239人の減少。 減少は10年連続で、その減少幅は1968年の調査開始以来、最大を記録したらしい。 (⇒ 日本経済新聞 2019年7月10日…
お笑い芸人のオリエンタルラジオの中田敦彦(2児の父)氏が、 「良い夫を止めました」 「妻とは別れていい」 「別れたら子どもの親権は妻に渡していい」 と宣言したそうで、それについて「偏差値29から東大に合格した」杉山奈津子(1児の母)氏が批判の記事…
セクハラを告発する全世界的運動「#MeToo」について、やっぱりカウンター活動が起こっているようだ。 そりゃ何にだって反発・反動が起こるのは世の習いである。 hbol.jp tairanaritoshi-2.hatenablog.com しかしまあ、上記ハーバー記事に引用された男性たち…
2月6日、宮内庁は眞子さまと小室圭さんとの結婚延期を発表した。 また、眞子さま自身も「急ぎすぎていました」とコメントを発表した。 mainichi.jp mainichi.jp mainichi.jp 宮内庁は「小室家に関する週刊誌報道は関係ない」と否定しているが、もちろん関係…
有名女優カトリーヌ・ドヌーブ(74歳)らフランス女性100名が『ル・モンド』誌に寄稿し―― かの「#MeToo」(セクハラなどの性暴力を告発)運動が、行きすぎた魔女狩りに堕したとする論陣を張った。 www.jiji.com www.huffingtonpost.jp ドヌーブらは、社会的…
むろん、漫画やドラマと、現実とは違う。 そんなことは言われなくても誰でもわかっている(口に出してもそう言う)ことではあるが―― しかしその手のコンテンツが幼少時から周りに溢れ、大人になってもずっとそのままであるとしたらどうだろう。 美男・美女や…
現代の男性はどこを見ても何をやっても美人ばかりの環境にある、だから恋愛するなら美人とでなければダメだ/それが当然だと自然に思うようになる―― と前に述べたが、事情は女性にとっても似たようなものだ。 少年少女向けのアニメや漫画、それより上の年齢…
かつて男にとって最も好ましい女と言えば、「頭がカラッポな美人」というものであったらしい。 (20世紀前半の海外翻訳小説を読んでいると、登場人物がそんなことを言うシーンにちょくちょく出くわす。) しかし、今の男は違う。 「自分より頭がいい、学歴が…
ニッセイ基礎研究所というところは、いろんな社会事象について精力的にレポートを発表している民間機関である。 (もちろん母体は、保険会社の日本生命だ。) つい先日も、『「未婚の原因はお金が足りないから」という幻想』というタイトルのレポートがサイ…
先日の記事では、近未来に現実化するかもしれないこととして次の3つを挙げた。 (1)「理想の恋人」は人工的に創られることになる。 (2) 天然の人間の子どももまた、女性の腹ではなく培養器・保育器内で創られるのが普通になる。 (3) 子育てはほとんど全面的に…
思うに、恋愛・出産・育児を「面倒な負担」に感じるということには―― 「仕事」というものが我々の生活の中心にあることが最大級の原因になっているだろう。 (むろん、「嗜好の選択肢の多様化」もそれと同じくらい大きな要因である。 何度も書いてきたように…
間が開いてしまったが、本記事は tairanaritoshi-2.hatenablog.com の続きである。 恋愛・結婚は「わずらわしい」、そして自分のやりたいことの邪魔になるから積極的に「やりたくない」。 出産・育児は喜びかもしれないが「手間がかかって大変そう」、だから…
恋愛・結婚・子育てをするには、何かを犠牲にせねばならない―― その犠牲にするものとは趣味への(資金的・時間的)投資であったり、キャリアアップの計画であったり、人によって千差万別。 いやまったく、もしそれらを本気で追求するつもりであれば、カネと…
国民は早婚を望まず忌避し、蔑視する。 自分や子どもが大学に行かない人生も前提としない。 そしてまた、少なくともある程度以上の規模の企業は、その採用候補者が大卒であることを当然の前提とする。 (その仕事内容が大卒であることを要求する場合は非常に…
ここ数日、「早婚の蔑視・忌避」と「大学進学が当たり前」という2つの“雰囲気”が少子化の要因であることを書いてきた。 しかしもちろん少子化は、その他の要因が絡み合う複雑かつ構造的なものである。 ※私の思うその他の要因としては、次の記事のリンク記事…
2ヶ月ほど前、若者の恋愛離れと未婚率の上昇について5本の記事を書いた。 (⇒ 2016年1月26日記事:恋愛離れと未婚率上昇の真因 その1 非婚化の三大要因) (⇒ 2016年1月27日記事:恋愛離れと未婚率上昇の真因 その2 時間資源の有限性) (⇒ 2016年1月30日:…
驚きのスクープが飛び込んできた。 あの「五体不満足」の乙武洋匡(おとたけ ひろただ。39歳)氏が週刊新潮に不倫の事実をスッパ抜かれ、本人もそれを認めた。 しかも、これまで5人の女性と不倫関係を重ねてきたことを、本人から告白したというのである。 (…