プロレスリング・ソーシャリティ【社会・ニュース・歴史編】

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メキシコ議会で「非人類の遺体」2体公開-人間型宇宙人は地球起源だろう

 9月12日、メキシコ議会は同議会史上初めて「UFO公聴会」を開催し、その場で「人類でない人間型生物の遺体」2体を公開した。

(⇒ AFP BBニュース 2023年9月14日記事:動画:ミイラ化した「非人類の遺体」公開 メキシコ議会)

(⇒ Forbes 2023年9月14日記事:メキシコに宇宙人? かつて嘘がバレた研究家が死体を議会に提出)

(⇒ 日刊スポーツ 2023年9月14日記事:メキシコ議会で「人間ではない」2遺体公開 地球外生命体? 英紙報じる)


 私がこれについて思うのは率直に言って、「やっちまったなメキシコ議会」というものだ。

 メキシコの属する中米から南米に至る地域は、UFOファンなら誰もが知るUFOと宇宙人の「ホットスポット」である。

 今回のメキシコ議会の「非人類」遺体公開は「メキシコ議会公認ヒューマノイド」と言えるかもしれないが――もっとも、「その場で公開するのを許しただけ」とも言えるが――、

 UFO業界では、大西洋トリニダーデ島で撮影された「ブラジル海軍公認UFO写真」というのを知らない者はいない。

 そして何より、あの「私は美人型宇宙人とUFO内でセックスした」1957年のアントニオ・ビリャス・ボアス事件をはじめ、なぜかブラジルでは(ブラジルでのみ?)やたら宇宙人女性とセックスしたという事件が多発している。

 それはともかく、メキシコで起きるUFO・宇宙人事件というのはこれよりはマシ(失礼!)な印象がある。

 しかしやっぱり、「欧米では起きそうもないな」と感じる事件が多いのもまた、事実である。

 今回の遺体は、その発見者は賢明にも(?)宇宙人だとは言ってはいない。

 しかしその外貌は、世間一般がイメージする「あるべき宇宙人像」に非常に近い。

 いや、そのまんまと言ってもいいほどだ。

 意地悪な人なら、一目見ただけで「芸がない」と切って捨てるほどだろう。

 だがそれにしても、世間一般の人は誰もが感じているだろう……

 いったいこの「人間型宇宙人」というのはどうしてここまで地球人に似ているのだろう、違う星の知的生物がここまで似ていることがあるのか、と。

 今回の遺体発見者も、既に一度同じような遺体をエイリアンだと言って「嘘」ないし「ミス」がバレた経験があるせいか、あくまで宇宙人だとは言っていない。

 私もこれは、ここまで地球人類に似ているからには、間違いなく「地球起源」だと思うものである。

 この地球起源という言葉には、人類の亜種という意味も「人類の想像の産物・作り物の産物」という意味もある。

 ハッキリ言って「手が2本、足が2本、頭が一つ、目が2つで口(らしきもの)が一つ」という形態の生物というのは、全て地球起源だと決めつけてしまっていい気がする。

 もし今回の遺体が「本物」だとしても、それは最大限に譲歩して人類の畸形、または「知られざる人類の亜種」ということになると思う。

 むろん、知られざる人類の亜種だったら、それはそれで大ニュースなのだが……

 しかしやっぱり今回の遺体の件もすぐ忘れ去られ、好事家の読む1エピソードとしてオカルトクロニクルに残るだけ、と考えた方が正解なのだろう。