プロレスリング・ソーシャリティ【社会・ニュース・歴史編】

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女児3歳を洗濯機で回す男-「クズ男を専門に渡り歩く女性」問題

 5月19日、茨城県ひたちなか署は同県東海村の「自称」建設業の男30歳を現行犯逮捕した。

 その日の朝、交際相手の女性の家でその女性の娘3歳を洗濯機に入れて回し、全治不詳の怪我を負わせたという。

 そして現行犯逮捕と書いてあるにも関わらず、容疑を否認しているという。

 なお、通報したのは当の母親女性だとのこと。

(⇒ 共同通信 2024年5月19日記事:洗濯機で女児回した疑い、茨城 母親の交際相手逮捕、容疑否認)

 およそ、こんなニュースを聞いて憤らぬ人はいないだろう。

 3歳児を洗濯機に入れ、回す――まさに鬼畜の所業と言うべきか。

 とはいえこれ、一応は誰でも考えることだとは思うのである。

 小さい子どもを洗濯機に入れて回してやろう、懲らしめてやろう、ジョークでやってみようと思って実際にやる人は、いくらかはいると思うのである。

 とにもかくにも、世の中にはそういう危険なバカが複数人いることに、誰が疑いを持つだろう。

 さてしかし、ここで思うのはむしろ母親女性の方についてだ。

 今回の事件は彼女自身が通報したというのだから――午前8時40分という時間帯も考えると――、察するに彼女はその場に居はしたが、男が娘を洗濯機に入れるのを止められなかったのではないだろうか。

 しかし本当に洗濯機を回し始めると、さすがに110番通報したというところではないか。

(ここで男を突き飛ばして洗濯機を止めたのかどうかは、定かではない。)


 とにかくも今回は、110番したのだからマシである。

 しかし誰もが思うことだが、この女性は何だってこんな男と交際するのか。

 いや、いまや男性の生涯未婚率が空前の高率に達しようとしているとき、結婚したくても交際すらできない男性たちが世に溢れているとき、どうしてこんな犯罪クズ男が女性をゲットできているのか――

 と、こう思わない(非モテ)男性はいないだろう。

 だがしかし、そんな男性たちも答えは以前からよくわかっている。

 いるのである、世の中には……

 この手の「クズ男を専門に渡り歩く女性」というのが、おそらくは掃いて捨てるほどいるのである。

 この「クズ男専門女性」、略してデブ専ならぬクズ専の女性というのは、なかなかの社会問題だと思う。

 そしてまた、特に女性というものの人間性について「深い洞察」――まるきりヤフコメのAI話題抽出のような言い方だが――を促す問題だと思う。

 自分の娘がクズ専であって失望絶望に駆られた親というのは、万を持って数えることができるのではあるまいか。

 少なくとも一部の女性は、なぜことさらにクズばかりに惹かれるのか。

 なぜDVを振るわれて別れても、また同類の男と一緒になって同じことを繰り返すのか。

 端的に言ってバカなのかマゾなのか、それとも自分もクズだから似たような存在に惹かれざるを得ないということなのか……

 確かに男性の方にも、クズ女ばかりを渡り歩く者がいるのかもしれない。

 それも確かに、クズ同士で惹かれ合わざるを得ないからかもしれない。

 しかしどうも、この「クズ選好」には明確な性差があるような気がしてならないのである。

 もしかして原始時代や中世には、こうした粗暴なクズ男とくっつくことにこそ女性にとって進化的に有利な状況があったのだろうか。

 いや、いまだクズ男には、一部の女性を惹きつけずにいない男性としての有利性があるのだろうか。

 だとしたらマトモでありながら非モテである男性たちにとっては、何とも救われぬ話である……