9月24日、福岡県警察の粕谷署は、同県古賀市で午後2時ごろ「全裸10人、ガーターベルト10人」の男性群を目撃した通行人がいるとして、防犯メールで警戒を呼び掛けた。
(⇒ 毎日新聞 2023年9月24日:全裸やガーターベルト姿の男性20人? 福岡・古賀で防犯メール)
まさにこれこそ「小さな大事件」というやつで、「変態大発生」とも言うべき事件である。
午後2時と言えば真っ昼間――
なかなか、いや相当に大胆不敵な集団行動ではあるが、おそらくは大学生?らの若気の至りの暴走か、YouTubeの撮影といったところだろうか。
しかしそれにしても、20人もそんな恰好で目撃されるというのは、あまり前例のないことだ。
もっともこれが「1人の男性」ということであれば、全国各地でほとんど毎日(本当に毎日?)こんな事件は起きている。
お疑いなら、地元の都道府県警の「事件」ページを見てみればよいが――
「全裸の男性」
「下半身を露出」
「下半身を露出して卑猥な仕草」
なんてのが、本当に毎日毎日掲載されているのである。
しかしさすがに、20人もの大集団が目撃されたというのは掲載されたことがないだろう。
つまり今回の事件、本当に史上初・史上最大の露出事件ということになるのかもしれない。
これは私の持論であるが、こういう小さな、しかし思わず目を剝くようなニュースこそ、ぜひとも「続報」が欲しいところだ。
こういうニュースにこそ、人間や社会についての本当に大事な要素が詰め込まれている……
と考えるのは、贔屓の引き倒しというものだろうか。
(⇒ 2018年9月24日記事:風呂の湯量めぐり元警官の父と娘がドツキ合い-同居有害説と賃貸市場の活路)