プロレスリング・ソーシャリティ【社会・ニュース・歴史編】

社会、ニュース、歴史、その他について日々思うことを書いていきます。【プロレス・格闘技編】はリンクからどうぞ。

2016-09-01から1ヶ月間の記事一覧

働くことには危険がいっぱい~或る車掌の飛び降り事件~

また一つ、すぐ忘れられるだろう小さな悲劇が起きた。 ******************************* 9月21日午前11時頃、大阪府東大阪市の近鉄奈良線東花園駅で、電車の運行中止について客から詰め寄られていた男性車掌(26歳)が突然、制帽と制服の上着を脱ぎ捨ててホ…

民進党新代表・蓮舫と都知事・小池百合子――政界に浸透する美人資本主義、美人の持つ「クリック力」

9月15日、台湾との二重国籍問題とかがあったものの、蓮舫 氏(48歳)が民進党の新代表に選出された。 そして8月には、東京都知事に小池百合子 氏(64歳)が当選している。 日本の組織の中でも指折りの組織のトップに相次いで女性が就任したわけだが、本記事…

「人工彼女・人工わが子」の時代――だって、チョンマゲの時代は来たではないか?

近未来の恋人は、自分から「こんなのが欲しい」とリクエストを出して企業に発注するものになる可能性は相当高い。 以前の記事で、「恋愛・結婚はしたくないが自分の遺伝子は残したい」という人間の願いに、結局社会は応えることになるだろうと書いたが―― tai…

3DCG美少女「saya」、何でわざわざブスを創ろうとするものか――美人の需要と供給と

むろん、漫画やドラマと、現実とは違う。 そんなことは言われなくても誰でもわかっている(口に出してもそう言う)ことではあるが―― しかしその手のコンテンツが幼少時から周りに溢れ、大人になってもずっとそのままであるとしたらどうだろう。 美男・美女や…

生身の人間は、コンテンツ内の登場人物に常に劣る。よって身近な人間に惚れにくくなる

現代の男性はどこを見ても何をやっても美人ばかりの環境にある、だから恋愛するなら美人とでなければダメだ/それが当然だと自然に思うようになる―― と前に述べたが、事情は女性にとっても似たようなものだ。 少年少女向けのアニメや漫画、それより上の年齢…

理想の女性像は「美人でバカ」から「美人で頭がいい」へ――ハードルは上がり対象者は減る

かつて男にとって最も好ましい女と言えば、「頭がカラッポな美人」というものであったらしい。 (20世紀前半の海外翻訳小説を読んでいると、登場人物がそんなことを言うシーンにちょくちょく出くわす。) しかし、今の男は違う。 「自分より頭がいい、学歴が…

「結婚しない原因は、相手に求める水準が高すぎるから」の意味

ニッセイ基礎研究所というところは、いろんな社会事象について精力的にレポートを発表している民間機関である。 (もちろん母体は、保険会社の日本生命だ。) つい先日も、『「未婚の原因はお金が足りないから」という幻想』というタイトルのレポートがサイ…

こち亀連載終了の衝撃 また一つ、昭和が終わる

9月3日、週刊少年ジャンプにおける『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(こち亀)の連載が終了することが発表された。 9月17日発売のジャンプ第42号で最終回となり、同日発売のコミックス第200巻が最終巻になるという。 まさに衝撃・電撃発表であるが、もちろ…