10月25日、翌日に迫った「眞子さま&小室圭さん」の結婚会見について――
宮内庁は、両者と記者の質疑応答を取りやめることを発表した。
まず両者が伝えたい事柄を述べた後、事前提出の質問5問への回答を文書で記者代表に渡して退席する、という形式になるそうである。
その理由は、他ならぬ眞子さまが
「事前に通知された質問の中に、誤った情報が事実であるかのような印象を与えかねないものが含まれていることに強い衝撃を受けた」
「そのような質問が、カメラありの大勢に取り囲まれた会場で読み上げられ、それに対して口頭で回答することを想像するだけで恐怖心が甦る、という強い不安を感じた」
ことであるらしい。
これはもちろん、結婚反対の国民の間に火に油を注ぐ方針であるが……
しかし私は、こんなことになるのではないかと思っていた。
もし事前の予定どおり質疑応答が行われていたら、それは皇族に対するスリリングどころかスプラッタに近い光景になっていたはずである。
皇族たるものが「え、ええと、それは……」とうろたえたり言い淀んだり、
最悪の場合は顔を覆って泣き出してしまう羽目になるかもしれなかった。
だから、いかに(会見とは言えないような)一方的な「通告」と言われようと、宮内庁にはむしろ質疑応答なんかさせない義務があったと言ってもおかしくない。
それにどうせ、皇族に対するインタビューとは(皇族側からの)一方的なものになるだろうし、
キツい切り込むような反問がなされるわけはないし、
それゆえに皇族の会見というものが「シャンシャン会見」になるだろうというのは、多くの国民が思っていたこと――
いや、そうあるべきであり、そうでなければ尊厳を犯すものだとさえ思っていた(いる)のではないだろうか。
だいたい、眞子さまが複雑性PTSDだと公表されたときから、質疑応答になんて耐えられるはずがないとわかっていたようなものである。
国民の反応がどうであれ、逃げと言われようと何と言われようと、とりあえず惨劇は回避された。
もし質疑応答が行われていたら、皇室の尊厳はますます下落することになったに違いない。
そして眞子さまは、新郎とニューヨークに行く。
PTSDなのに外国には行けるのかという批判はあるが、しかし転地療養というのはよく聞く話だ。
実際、この日本を離れた転地療養により、PTSDはすっかり快方に向かうと思われる。
これほどボロクソに日本国民に叩かれたこの結婚だが、しかし「全ての事件は忘れ去られる」というのは強い味方である。
そう言えばついこの間の東京オリンピックも、あれだけ開催をボロクソに言っていた日本国民も、いざ始まってしまえば手のひら返しをしたではないか。(と、私は思う)
今から10年後、いやたった数年後――
日本国民が「小室夫妻」に手のひら返しをしている可能性は、50%より高いのではないかと私は思う。