つい10月26日に、眞子さまと結婚した小室圭 氏だが――
10月30日、彼が7月に受験していたニューヨーク州弁護士試験に不合格だったことが判明した。
これは、意外の一言である。
だって結婚と同じ26日には、当のニューヨーク州弁護士会が主催する論文コンテストで最優秀賞を勝ち取り、表彰されたばかりなのだ。
しかもこのNY州弁護士試験というもの、やたら合格率が高くて、落ちる方が珍しいとまで言われていたものではなかったか。
おそらく日本人の大多数は、「当然」彼が合格するものと思っていたろう。
それなのに、まさかよもやで落ちるとは……
まさに世のアンチ小室派が手を打って大笑いしたくなるような展開だが、しかしそれも早計のように思える。
なんたってこれは、1回目のチャレンジである。
別に一発合格する必要はなく、2回目か3回目で合格すればそれで全然いいのである。
これは日本において、どんな三流大学であろうと医学部を出て医者になれば、(おおむね)医者として同列と見なされるのと同じだろう。
また、たとえ高卒であろうと弁護士にさえなってしまえば、誰でも同じ弁護士と見なされるのと同様だろう。
そしてさすがに、何回目かで彼は試験に通るだろう。
そして逆に、この1回目で不合格だったというのは、むしろ彼にとって良かったくらいの話ではなかろうか。
まずNY州弁護士会にとっては、採点に当たって「忖度」はしなかったことの証明になる。
それは反面、小室夫妻にとっては、「皇室パワー」で圧力をかけなかったという証明にもなる。
実際、もしこの1回目で小室氏が合格していたとすれば、ネット上には怒濤のごとく「はいはい予定調和」「やっぱ圧力が、忖度が」などというコメントが溢れ返ったに違いないのだ。
その意味で今回の不合格は、小室夫妻がロイヤルパワーの威光を利用している、という「陰謀論」を否定する形となった。
もっともこれさえも、小室夫妻の邪悪な深謀遠慮の一環である――
と深読みされずに済まないのが、アンチを持った者の救いなき宿命なのであるが……