プロレスリング・ソーシャリティ【社会・ニュース・歴史編】

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池江璃花子に五輪辞退を求める変人たち

 白血病から奇跡の五輪出場を決めた水泳の池江璃花子ツイッターに、五輪を辞退してくれと求めるダイレクトメッセージが寄せられているそうだ。

(⇒ 日刊スポーツ 2021年5月7日記事:池江璃花子に五輪辞退求める声「私は何も変えられない」SNSで思い吐露)


 世の中には、変人がいる。

 そんなことしても池江璃花子が五輪を辞退するわけがないと誰もがわかっているはずなのに、それでもこんなメッセージを送る変人がいる。

 この

「自分が言ったとおりになるはずがないとわかっていても」

「自分が言っても何にもどうにもならないとわかっていても」

 それでも言う、書き込む、という心境になる変人は、少数とは言え確かにいるものである。

 もし「自分が言ったら何かが動く」と清純に信じて書き込んでいるとするなら、病的変人と言っても過言ではあるまい。

 だいたい赤の他人の、面識も関わりもない人のツイッターに、応援や賛辞以外のダイレクトメッセージを書き込むなんて気になること自体、キモい異常者の兆候だと言っては過言だろうか。

 だから池江選手は、そういうことを書いてくるのはキモい異常者の変人であると思った方がよい。

 いや、思うと言うより、そう認識した方がよい。

 なぜなら、それが事実である可能性は非常に濃厚だからである。


 変人は変人、自分は自分である。

 面と向かっての忠告だというなら、話は別として――

 ネット経由で自分の力にならないメッセージをくれる人なんて、文字どおり何の足しにもなりはしない。

 キモい変人のオナニーはしたくてたまらないものだから仕方ないとして、誰にもそれに付き合う筋合いはないというものだ。