プロレスリング・ソーシャリティ【社会・ニュース・歴史編】

社会、ニュース、歴史、その他について日々思うことを書いていきます。【プロレス・格闘技編】はリンクからどうぞ。

左翼

三島由紀夫没50周年-いま見れば「アブナい人」もまた1970年代の子

2020年11月25日は、あの「三島由紀夫事件」すなわち三島由紀夫の死から50周年の日となる。 もちろん今でも、三島由紀夫の名を知らない人はいない。 どんなアッパラパーの女子校生でも、少なくとも名前くらいは聞き覚えがある人である。 しかし今、三島由紀夫…

韓国、日韓「軍事」情報協定を破棄へ-左翼にとって理想への大きな一歩

8月22日、ついに日本と韓国の対立は、経済面から安全保障面に波及した。 韓国が、日本との日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA。ジーソミア)を破棄すると発表したのである。 これはたぶん、日本にとってもオオゴトなのだろう。 しかし韓国も色々考えた上で破…

弁護士「憲法に書いてあるから天皇制反対は無意味」って、そんなんでいいんすか

弁護士の山根二郎氏らのグループが、令和への改元は耐えがたい苦痛で違憲だとする訴訟を提起した。 www.huffingtonpost.jp これについては、「また左翼弁護士が勝てもしない訴訟を起こした」と感じる人が大多数だと思われる。 そして確かに、こういう提訴は…

昭和天皇、戦争責任をグチる-「王もまたフツーの一般人」である

晩年の昭和天皇に仕えた侍従の日記が(家族が保管していて)見つかり、死の2年前の1987年の昭和天皇(当時85歳)が、 「仕事を楽にして細く長く生きても仕方がない。 つらいことを見たり聞いたりすることが多くなるばかり。 兄弟など近親者の不幸にあい、戦…

オーストリアで世界最年少首相(31歳)誕生へ-左派という「戦後幕府」が飽きられた世界的幕末時代

10月15日のオーストリア下院(日本で言う衆議院)選挙で右派・国民党が第1党となり、その党首セバスティアン・クルツ氏(31歳)が首相に就任する見通しらしい。 たった31歳で国の指導者(オーストリアには大統領がいるが、ドイツのように象徴的な存在である…

天皇陛下「お気持ち表明」―反天皇思想71年目の敗北と、ネオ国学興隆の時代

8月8日15時、天皇自らが読み上げる「お気持ち」ビデオメッセージが、NHK・民放テレビ全局をはじめあらゆるメディアで流された。 内容は(もちろんはっきりとは言わないが)生前退位の意向を強く思わせるものであったが、ここではそれについて全く触れず、た…