プロレスリング・ソーシャリティ【社会・ニュース・歴史編】

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アクタージュ原作者強制わいせつで連載打ち切り-男性性欲と「才能」の危険な関係

 今の少年ジャンプで看板作品みたいな存在にまで?躍進していた漫画『アクタージュ』が、8月11日発売号で連載打ち切りになることが発表された。

 原作者マツキタツヤ氏(29歳)が、強制わいせつで逮捕されたからである。

 なんでも6月18日の夜、中野区の路上で歩いていた女子中学生の後ろから自転車で近づき、胸を触ったとのこと。(逮捕は8月8日)

 たぶん、世の女性たちはこんな行為に憤りや恐怖も感じるだろうが――

 しかしまた、「こんなことして何が気持ちいいのか」とも思うのではなかろうか。

 しかしどうもマツキ氏は、こういうことの常習者だった疑いもあるようだ。

 そしてまた2016年の自身のツイッターでは、

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 紙の上で話を作ろうとするからいけないのだ!

 絵の描かない俺の物語は、紙面にはない!

 空気とか電柱とか女子高生のスカートの中とか、多分その辺りにある!

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 と投稿し、何やら「予兆」あるいは「性癖自白」みたいなものを感じさせもする。

bunshun.jp




 ジャンプ連載人気漫画の作者が性的犯罪で逮捕されたのは、これが初めてではなく――

 また、性的舌禍・性的不祥事でマズい目に遭った男性ともなれば、もう枚挙にいとまがない。

tairanaritoshi-2.hatenablog.com



(⇒ 2020年4月26日記事:岡村隆史「コロナ後に収入減女子が風俗に来るのを希望に待とう」で大批判-時代にアジャストできない芸能人たち)

(⇒ 2020年6月11日記事:アンジャ渡部のトリプル不倫-抗いがたき性欲、多目的トイレ「AVシチュエーション」への憧れ?)


 言うまでもなく彼らは皆、それぞれの世界での成功者である。

 カネと名声も手にしている。

 しかしそれでもなお、この手のアブナいことに手を出さずにいられない。

 いや、言わなくてもいいはずなのに、言ってしまうことすら抑えられない。

 私はこういう例を見るたびに、ある人類の大疑問に対する「答え」を、思いついたように思えて仕方ないのである。


 その大疑問とは、

「なぜ、世の中のほとんどあらゆるジャンルで、最高レベルと称される人物は男性ばかりなのか。

 なぜ、男性は女性より、(少なくともトップランクの領域では)明らかに優秀であるように見えるのか」

 という疑問だ。


 たとえば、料理。
 
 料理は女のすることであり、実際に女の人には料理が好きな人が多い……

 そういうイメージは、世の中に確かにある。

 しかし何ということか、「世界最高クラスの料理人」と言われて我々が思いつくのは、いつも必ず男性の姿なのである。
  
 おそらくこの法則が当てはまらないのは、推理小説の世界くらいではあるまいか。


 はたして何が、男と女にこんなクッキリした差を付けているのだろう。

 はたして知力の面で、本当に男は「全体として」女に勝っているのか。

 それとも知力の「最高限度」が、男の方が女より上にあるのだろうか。

 しかし私としては、あまりそういう話には信憑性を感じない。

 私には、もっと信憑性のありそうな仮説がある。

 それは、

「性欲とクリエイティブな才能には、重大な関係がある」

 というものである。


 もし男が女より完全に勝っている面があるとすれば、それは何か。

 それは「性欲」であり、

 それがクリエイティブな才能と連関し(あるいは、セットになって)、

 男性の(最高レベルでの)能力優位に繋がっているのではなかろうか。

 
 男性の性欲の多種多様さと深さ・熱烈さ・そして異常さは、女性がとうてい及ぶところではない。

 これは、最も熱心なフェミニストでさえも認めるところだと思う。

 今のところ私が、男性が女性よりハッキリ勝っていると言えるのは、これだけである。

 よく「ハゲは性欲が強い」と言われるが――

 「クリエイティブな男性は性欲が強い」は、それよりずっと確かなのではないか。


 じゃあ、では、世のクリエイティブな女性は性欲が強いのか、ということになるが……

 それもあり得ることであるし、

 あるいは女性の才能は全く違う何かと結びついている、ということも考えられる。

(要するに、私には不明である。)


 芸能人、漫画家、漫画原作者

 作家、政治家、科学者、そしてビジネス界のスターたち……

 彼らが男性である場合、その能力や才能が性欲の強さと結びついている確率は、非常に高いと思われる。
 
 仮に彼らの性欲がさほどでもないとすれば、

 それはその性欲の分が才能の方に回って消費・配分されている、とすら言える気がする。

 だから我々は今後も――

 クリエイティブな才能ある男性が、性的犯罪で逮捕される光景を何度も見ることになるだろう。

 それは才能ある男性が(それに関係する人たちも)背負う、宿命でありリスクだと言うべきだろうか。