プロレスリング・ソーシャリティ【社会・ニュース・歴史編】

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アンジャ渡部のトリプル不倫-抗いがたき性欲、多目的トイレ「AVシチュエーション」への憧れ?

 お笑い芸人から文化人へ、という流れは、もう珍しいものではない。

 その一人と目されていたアンジャッシュ渡部建(47歳)が、日本トップ級美人と目される佐々木希(32歳)を妻に持ちながら――

 不倫を、それも3人と同時並行の不倫をしていたことがバレ、また世間に叩かれている。

 
 この不倫事件というものについては、このブログでも何度か書いてきた。

tairanaritoshi.blog.fc2.com


 だから繰り返しになってしまうが、私にとって不倫というのは当事者(本人・配偶者・不倫相手)の内輪の話である。

 別に社会の敵というわけじゃないのである。

 そしてまた、不倫とは人間に起こるべくして起こる現象の一つだとも思っている。

 佐々木希ほどの超美人を妻に持ちながら、なぜ他の女と不倫なんかするのか……

 それはなぜなのか、もちろんあなたには答えがわかっている。

 人間、飽きるからである。

 いくら美味くても、毎日毎日特定の高級料理を食い続けたい人はほとんどいない。

 さらに言えば、いくら配偶者が美人だろうと優しかろうと、その配偶者がこの世で最も自分にフィットする人間だなんてことは、絶対にない。

 世の中で生きていれば、今の配偶者よりもっと自分にフィットする人間に、出会わない方がおかしいだろう。

 実際世間には、「今の配偶者よりずっと好き」な人がいながら配偶者と別れていない夫婦が、ゴロゴロ転がっているはずである。

 なので私は、アンジャ渡部の不倫自体にはどうとも思うことがない。


 思うのは、この人といい先日の岡村隆史といい、「功成り名遂げた」部類の人間でありながら――

 それでもまだ風俗店に通い詰め、(それをラジオで公然と喋り、)

 あるいは不倫相手と多目的トイレ内でセックスする、

 なんてことを「まだやっている」ことについてである。

 そしてもう一つ、彼らは忙しいはずであるのに、よくそんなヒマがあるなぁ、ということである。

tairanaritoshi-2.hatenablog.com


 なんでもアンジャ渡部は不倫相手を六本木の多目的トイレに呼び出しセックスした後、1万円を渡していたという。

 これは不倫ではなく売買春ではなかろうか、と思ってしまうが、それは措くとしても――

 なんだかテレビ文化人というより、市井のオジサンが(それも、たいしたことなさそうなオッサンが)やりそうなことではないか。

 そしてまた、言いようもなく「エロビデオ的なシチュエーション」ではないか。


 多目的トイレでのセックス、エロ行為。

 おそらく多くの男性が、「多目的トイレ」にまつわるエロ妄想を一度くらいは思い浮かべたことがあるだろう。

 そして、そういうシチュエーションのエロビデオが現にあるのを(あるいは、いかにもありそうなのを)、簡単に連想することだろう。

 そう、アンジャ渡部という男性は、どんなに面白かろうと好感度が高かろうと文化人的になりつつあろうと、

 そういう「ありふれた男性」の一人に過ぎない、ということである。

 しかし大多数の男性と違い、妄想を現実に「したくてたまらない」ほど性欲が強い男性の一人だった、ということでもある。

岡村隆史もまた、そうなのだろう。)


 芸能人だろうと学者だろうと社会的立場がどうだろうと、(少なくとも男性にとって)抑えきれないのは、自分の性欲。

 「多目的トイレでヤリたい」という願望は、

 佐々木希を妻にしていても子どもがいても、

 テレビの情報番組でキャスターや論客みたいな立ち位置にあろうと、 

 その他自分がどんな立場にあろうと、

 彼にとって抑えきることはできなかった。


 そして好意的に解釈すれば、たぶん彼は超美人妻をも裏切る極悪人、というわけではないだろう。
 
 多目的トイレでセックスした後、相手に1万円を渡すというのは、相手の女性をバカにしている(そして1万円は安すぎる)とも取れるが……

 しかし「こんなことに付き合わせて悪かったねぇ…(でもボクはこういうことがしたくて仕方ないんだ)」という純粋な「お礼」の心の現れ、とも取れる。
  
 そういうことをするというのはある意味、自然でありふれた(決して少なくない人がしそうな)心の動きだとも思える。


 男性の性欲とは、「神々さえも抑えがたい」という言い方がふさわしい、人間の「業(ごう)」の一つ――

 だと、誰が思わないでいられようか。