プロレスリング・ソーシャリティ【社会・ニュース・歴史編】

社会、ニュース、歴史、その他について日々思うことを書いていきます。【プロレス・格闘技編】はリンクからどうぞ。

保育士

堀江貴文「保育士は誰でもできるから給与が低い」-誰でもできるのに高収入と低収入に分かれる不思議

ホリエモンこと堀江貴文氏が、「保育士の給与が低いのは、誰でもできる仕事だから」とコメントして物議を醸している。 もちろんこの人は物議を醸すためにこういうことを頻繁に言う人なので、反応を示すことこそがこの人の思う壺である。 (別に思う壺になっ…

グーグル「性差別/反ダイバーシティ文書」事件・その2 あなたは「男性保育士の割合を引き上げる」という目標に賛成ですか?

ところで日本企業では、管理職に占める女性の割合はわずか6.6%。(帝国データバンク2016年調べ) それを政府は、2020年までに30%に引き上げる方針を示している。 ここで私がいつも思うのは、「保育士」のことである。 保育士に占める男性の割合は、2010年で…

今度は「#図書館辞めたの私だ」 その3 ~日本の労働の夜明けは遠いぜよ~

先日たまたまネットで、次の記事を見つけた。 佐賀県知事のボーナスを増額することについての意見と応答である。 佐賀県庁公式サイト2016年3月9日更新「県政へのご意見」 ******************************* 佐賀県知事ボーナス増額に反対 佐賀県知事のボーナ…

今度は「#図書館辞めたの私だ」 その2 恒常的に必要な「臨時職員」っておかしいだろう

よい人材は、高い給与で引き付けなくてはならない。 しかし雇う側は、当然なるべく安い給与で雇いたい。 そして司書や保育士は、現実に安い給与でも応募がある。 どうもこの種の職種は、雇う側も雇われる側も「主婦のパートのアルバイト」であり給料は安いも…

今度は「#図書館辞めたの私だ」 その1 「安い値段でいいものを」の帰結

「#保育園落ちた日本死ね」「#保育園落ちたの私だ」「#保育園辞めたの私だ」に続き、今度は「#図書館辞めたの私だ」というのが出てきた。 非正規の図書館員が手取り月給10万円程度であり、それなのに大きな責任・仕事量を割り振られるブラックな職場であると…