プロレスリング・ソーシャリティ【社会・ニュース・歴史編】

社会、ニュース、歴史、その他について日々思うことを書いていきます。【プロレス・格闘技編】はリンクからどうぞ。

2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ふじみ野市猟銃人質射殺事件-医者も変な奴リスクを免れない世

1月28日、ふじみ野市において66歳の男が、92歳で死亡した母の訪問介護に当たっていた医師ら7名を自宅に呼び出し、彼らの一部を人質にとって散弾銃を持って立てこもった。 警察は11時間後に突入したが、既に医師44歳は撃たれて死亡した後であった。 この事件…

電車内喫煙注意・逆ギレ暴行事件-「変な奴リスク」と「もう電車には乗るな」

1月23日正午頃、栃木県の電車内で―― 優先席に寝転がって喫煙している(!)28歳の男を男子高校生17歳が注意したところ、逆ギレによる暴行を受けて土下座させられ、さらに下車したホームでも暴行を続けられて顔の骨を折る重傷を負わされた事件があった。 駅員…

むつ市悲鳴「ストッキング工場閉鎖で雇用500人喪失」は日本の未来

1月20日、ストッキングなどの下着メーカー「アツギ」は、国内生産子会社「アツギ東北」の生産業務を今年5月末で終え、青森県のむつ市と盛岡市の2工場を閉鎖することを発表した。 このうちむつ市の工場は500人を雇用し、「下北地域では最大の雇用の場」だとい…

「悠仁さま東大進学」で皇室は上級国民認定される

最近の皇室ニュースは、「天皇家嫡子の愛子さまアゲ・皇嗣家の秋篠宮家サゲ」のブームである。 これがかつては「皇太子と皇太子妃(今の天皇と皇后)サゲ」ブームであったことを思い返すと、隔世の感がある。 いや、また似たようなことが繰り返されていると…

東大試験場殺人未遂事件 その3 日本人の「切腹愛」は何なのか?

さて、この事件について意外と言及する人が少なそうなのは―― この凶行を行った少年が、 「自殺する前に人を殺し、罪悪感を背負って切腹しようと考えた」 と供述していることである。 これについて多くの人は、「また、人を殺してから自殺しよう・死刑になろ…

東大試験場殺人未遂事件 その2「東大一人勝ち」の科挙社会

さて、この事件を起こした少年の犯行動機は、「東大に行って医者になる」ことができない(だろう)ことへの挫折感と敗北感と思われる。 ここで誰しも不思議に思うのは、医者になるには別に東大卒じゃなくてもいいことである。 どこの大学だろうが医学部を出…

東大試験場殺人未遂事件 その1「挫折エリートの一人テロ」

1月15日午前、大学入試共通テスト会場である東京大学前の路上で、70代男性・17歳高校男子・17歳高校女子が、17歳高校2年生に刺傷される事件があった。 この凶行を行った高2男子は、超有名進学校に在学するエリート少年であるらしいが―― なんでも 「医者にな…

テレビや記事で「これはプロレス」と聞いたとき思うこと

テレビニュースでもネット記事でも、「これはプロレス」という言葉はちょくちょく聞く(目にする)。 どうも世の中では、本物のプロレスのリング外でも頻繁にプロレスは行われているようだ。 特に、国内政界や国際政治の舞台ではかなり盛んらしい。 もちろん…