プロレスリング・ソーシャリティ【社会・ニュース・歴史編】

社会、ニュース、歴史、その他について日々思うことを書いていきます。【プロレス・格闘技編】はリンクからどうぞ。

2021-01-01から1年間の記事一覧

小室圭氏の復讐「最強の反日日本人」の誕生?

東京オリンピックの開催か中止か、に続く国民的話題―― 秋篠宮眞子さまと小室圭氏の結婚話は、どうやら年内に行われることに決まりらしい。 結婚に伴う皇室儀式はナシ、一時金1億3700万円の支給もナシ、結婚後はニューヨーク暮らしということになるようだ。 …

イスラム教タリバン派は「音楽禁止・歌手殺害」-世界の歌手は何も言わないのか

大復活したタリバンはアフガニスタンを制圧し、アメリカは予定どおりアフガンから撤退した。 そしてタリバン(の、少なくとも所属兵士)は―― コメディアン兼警察官(という組み合わせがアフガンではあったのである。日本でもいないのに)のナザール・モハメ…

笑福亭仁鶴・みなもと太郎死す-「風雲児たち」未完の痛恨

8月17日、落語家の笑福亭仁鶴(にかく)が死去した。享年84歳。 また8月7日には、漫画家のみなもと太郎が死去していた。享年74歳。 先日の千葉真一の訃報に続いて、まさに巨星が連続して墜ちた観がある。 今の若い人にとって、笑福亭仁鶴は落語家というより…

「サニー千葉」千葉真一、コロナで死去-『戦国自衛隊』よ永遠に

かつて超有名アクション俳優、今は新田真剣佑(24歳)の父として知られる千葉真一が、8月19日に亡くなった。享年82歳。 しかも死因は、新型コロナによる肺炎の悪化。 これは一昨年の志村けんに次ぐ、大物著名人のコロナ死と言っても過言ではない。 なにせ人…

アフガニスタンは元の木阿弥に-アメリカの「負けグセ」の及ぼす影響

アメリカのバイデン大統領は、今年8月31日までに米軍をアフガニスタンから撤退させることにしている。 しかし日本が東京オリンピックに湧いている間に、あの「タリバン」はあれよあれよとアフガン全土を快進撃。 8月15日現在、アフガンの主要都市は全てタリ…

メンタリストDaiGoのホンネ-「ナチスファン」は世の中に多い

8月7日、「メンタリスト」DaiGoが自身のYouTube配信で、ホームレスや生活保護者の命は(自分の好きな)猫よりもはるかに軽いという旨の発言を「辛口」として行った。 それに批判が殺到し、8月13日にはいちおう謝罪の配信をした。 とはいえ批判者に対しては、…

「オリンピックはアスリート貴族を作るだけ」か?-貧民が貴族を支持する時代精神

東京オリンピックが終わった。 そうなると次の国民的関心事と言えば、(コロナを除けば)「眞子さま結婚問題」である。 しかしここでは、オリンピックについて書こう。 今回のオリンピックの当初予算は約1兆6,000億円だったらしいが、結局の総費用は4兆円近…

日本初?の「明確な反女性殺人(未遂)」発生-小田急電車内大量殺人未遂事件

8月6日20時半ごろ、小田急小田原線の電車内で牛刀を用いての無差別大量殺人未遂事件が発生した。 犯人は36歳の男で、いちおう自首のような形で逮捕された。 そしてこの事件、死者こそ出なかったものの、日本犯罪史上でエポックメーキング的な大事件というこ…

メダリストはメダルをかじりすぎた…河村たかし名古屋市長の金メダル噛み事件

8月4日、東京オリンピックで金メダルを獲得したソフトボール日本代表の後藤希友(20歳。トヨタ所属)選手―― その彼女が河村たかし名古屋市長を表敬訪問した際、河村市長は「メダルを首にかけさせて」とリクエストしたあげく、メダルにがぶりと噛みついた。 …

五輪選手へのSNS中傷コメントについて-水があればボウフラが湧く

開催中の東京オリンピックでメダルを取った選手らについて、(特に中国から?)SNSによる誹謗中傷コメントが殺到しているそうである。 (⇒ デイリースポーツ 2021年7月29日記事:橋本大輝の採点「公正かつ正確」国際連盟が異例の解説付け声明 中国からのSN…

東京五輪開会式の感想…ドローン、寸劇、長嶋茂雄

ついに東京地獄五輪、いや東京オリンピックが始まった。 記念すべき7月23日夜の開会式は、「日本の誇る」ゲーム音楽が流される中で行われた。 (アニメソングではなかった。管野よう子の「信長の野望」からもチョイスされなかった。これはやや残念である。)…

「東京地獄五輪」カウントダウン-見どころは競技にあらず

史上最も歓迎されざるオリンピック、東京五輪2020(2021年だが)の開幕まであとわずかである。 そしてこのオリンピック、ナチスドイツで行われた1936年ベルリンオリンピックを凌ぐ、「呪われた五輪」になりそうな予感がプンプンしている。 とにもかくにも、…

小山田圭吾のイジメ問題と「才能を尊敬する」アホらしさ

ミュージシャンとして国際的評価も高い(らしい)、そしてこのたびの東京五輪の開会式・閉会式の音楽を担当する、小山田圭吾(52歳)が―― 学生時代に障害者相手にヒドいイジメをしていたことについて、大批判に晒されている。 そのイジメというのは、雑誌『…

個人情報保護法は「日本(人)の闇」か-「情報共有は悪」という道徳

高齢者なんかに賃貸住宅を貸したら、ものすごくめんどくさいことになる。 だから高齢者なんかに二度と貸さない―― そういう事例が多いことを、「賃貸トラブルの専門家・司法書士」の太田垣章子氏が書いている。 (⇒ ヤフーニュース 2021年7月8日記事:高齢者…

「夫婦強制同姓は合憲」で姓の大絶滅と家名断絶は不可避に

6月23日の最高裁判決は、今の日本の「夫婦はどちらかの姓に合わせなければならない」という民法の規定を合憲とした。 また6月28日にも、最高裁は夫婦強制同姓制度は憲法違反だとするサイボウズ社長・青野慶久氏の上告を棄却した。 これについてはこのブログ…

天皇陛下も五輪に懸念-日本の国体はいつまでも幕府政治

6月24日、宮内庁の西村泰彦長官は定例記者会見で、 「天皇陛下はコロナ感染拡大を恐れ、オリンピック開催を懸念しておられる。と、私は拝察する」 と、わざわざ発言した。 あくまで天皇自身がそう口にしたというわけではなく、ただ自分がそう拝察しているだ…

タンピン・N放・シラケ世代-北東アジア三国若者「無気力同盟」

いま中国の若者の間で、「タンピン」が流行っているそうである。 タンピンとは「だらっと寝そべる」の意で、仕事せず寝そべって何も求めない、マンションや車も買わず、結婚もせず、消費もしないというライフスタイルのこと―― らしい。 (⇒ デイリー新潮 202…

NBC局「五輪が始まれば全て忘れてみんな楽しむ」-見所は「感動持続期間」

今やすっかり「反五輪」に舵を切った東スポは連日、反五輪記事を掲載している。 今度は東京オリンピックの放映権を持つアメリカの放送局NBCのジェフ・シェルCEOが、オンライン会議で 「他のオリンピックでも開催までは色んな心配が言われてたけど、 いざオリ…

子どもへのワクチン接種に抗議殺到-勉強する理由は「将来電話を取らないでよくなるため」

京都府伊根町は、12歳から15歳までの子どもへのワクチン接種を始めた。 すると6月7日、町コールセンターには接種反対電話が(全て町外から)殺到し、センターはパンクした。 電話の中には「人殺し」「殺すぞ」など悪質なものもあったらしい。 (⇒ 京都新聞 2…

米政府UFO報告書公表間近-宇宙人遭遇報告の激減について

今月25日、アメリカ連邦議会にアメリカ政府からの「UFO報告書」が提出される。 その報告書では、UFOが宇宙人の乗り物である証拠もないが、しかし正体不明なのでその可能性も否定はしきれないという、ある意味予想どおりというか、今までのものと代わり映えの…

大坂なおみ「年収60億円」を格差・貧困に苦しむ人はどう思っているのか?

テニスの大坂なおみ(23歳)が、全仏オープン大会で記者会見を拒否したことが話題になっている。 しかし、ここで書くのはそのことではなく―― 彼女が今年のスポーツ長者ランキングで、世界中の女子スポーツ選手でトップの「年収60億円」を稼いでいる、というこ…

今度はベトナム変異株-南方アジアの危機と「それでもオリンピック」

5月29日、「新型コロナの新型」と言うべきか、イギリス変異株・インド変異株に続き、今度はベトナム変異株というのが発見されたとベトナム政府が発表した。 これはイギリス株とインド株のハイブリッドで、さらに感染力が強いとのこと。 また、マレーシアでは…

東京五輪強行開催へ-「日本人選手が金メダルを取れば国民は手のひら返しする」説の当否に注目

5月21日現在、日本でのコロナ第4波の勢いは衰えない。今度は沖縄県が緊急事態宣言下に入った。 しかし国際オリンピック委員会(IOC)調整委員は、「(東京で)緊急事態宣言が出ていようと出ていまいと、我々が取っている全ての対策で安全な大会は可能だ」と…

米外交官ら「謎の脳損傷」-昔からあった電磁波攻撃説

中国、キューバ、そして中国以外のアジア、欧米のどこかにおいて、アメリカの駐在外交官ら130人以上が(2016年以来)謎の脳損傷を被っている、との話をニューヨークタイムズが伝えた。 (⇒ msnニュース 2021年5月13日記事:謎の脳損傷、米外交官ら130人以…

池江璃花子に五輪辞退を求める変人たち

白血病から奇跡の五輪出場を決めた水泳の池江璃花子のツイッターに、五輪を辞退してくれと求めるダイレクトメッセージが寄せられているそうだ。 (⇒ 日刊スポーツ 2021年5月7日記事:池江璃花子に五輪辞退求める声「私は何も変えられない」SNSで思い吐露…

「国民の敵、オリンピック」-五輪中止署名35時間で10万筆突破

東京都知事選の常連、弁護士の宇都宮健児氏が呼びかけた「東京五輪開催中止を求めるオンライン署名」が、約32時間で10万筆を突破したという。 (⇒ スポニチアネックス 2021年5月6日記事:宇都宮健児氏 東京五輪開催中止呼び掛けた署名 32時間弱で10万筆突破…

自民党はオリンピックと共に死ぬか

ゴールデンウィーク序盤の5月2日、新型コロナ第4波は制御不能みたいになっている。 この日の西村経済再生担当大臣の発言は、国民にパニックを生じさせてもおかしくないものであった。 緊急事態宣言発令中の1都3県において、各知事に「商業施設への入場制限」…

スピッツ「さん」付けと「繁文縟礼化」の歴史法則

ミュージックステーションで、スピッツと共演した上白石萌歌がスピッツを呼ぶとき「さん」を付けなかったことが、ネット上で議論(と言うより感想書き込み)になったという。 gendai.ismedia.jp この、集団や法人を「さん」付けで呼ぶこと―― それが敬意の表…

自民党選挙3連敗と「東京五輪と共に死す」の奈落

4月25日、次期衆院選の重要な前哨戦と言われる3つの選挙に、自民党が全敗した。 ①衆議院の北海道2区補選、 ②参議院の長野選挙区補選、 ③参議院の広島県再選挙。 このうち①は候補者すら立てずに不戦敗、 ②は立憲民主党の「羽田王国」を崩せずに敗北、 ③は自民…

「ドバイ詐欺」をあなたは心底笑えるか-ロマンス詐欺はいまだ死なず

「ドバイ詐欺」というものが、近年急増しているらしい。 ドバイと言えば、今の日本において「金持ち・華やか」のイメージとイコールで結ばれる地名である。 ドバイは国でなくアラブ首長国連邦(UAE)の一都市なのだが、しかし日本人にとっては、アラブ首長国…