プロレスリング・ソーシャリティ【社会・ニュース・歴史編】

社会、ニュース、歴史、その他について日々思うことを書いていきます。【プロレス・格闘技編】はリンクからどうぞ。

2020-01-01から1年間の記事一覧

中国陝西省シーマオ遺跡は4300年前?-南米遺跡との不気味な類似

中国は陝西省の「シーマオ」という遺跡は、長らく万里の長城の一部だと思われていた。 しかし最近の調査で、その一部は4300年前に遡ることが判明したらしい。 シーマオの繁栄期間は、紀元前2300年から紀元前1800年くらいの間で―― その後は、(古代遺跡につい…

Amazonプライム、三浦瑠麗CM動画を削除-アマゾンもまた美人資本主義から逃れられぬ

Amazonプライムビデオは、国際政治学者の三浦瑠麗 氏(39歳)を、そのCMに起用した。 しかしこれに反発する人たちが「#Amazonプライム解約運動」を起こし、 それによりAmazonプライムは、彼女の出演CMを公式YouTubeから削除した。 (⇒ バズプラスニュース 20…

芸能界&プロレス界に感染拡大-2019年以前の映像は、「時代劇」になるかもしれない

8月15日は終戦記念日。 しかし今年は終戦記念日どころじゃないというのが、一般的な日本人の共通認識ではなかろうか。 コロナ感染拡大の第二波は、第一波より明らかに大きく悪化している。 特にその印象を強めたのは、8月13日~15日に明らかになった、芸能人…

「タバコがコロナを防ぐ」=「核兵器が地球を浄化する」まるで『復活の日』!

タバコを吸うことが、コロナウイルスの予防になる―― そんな説が出ていたことについて、以前にも記事を書いた。 tairanaritoshi-2.hatenablog.com それがどうやら本当だと確証されたらしいと、内閣参与の飯島勲 氏が記事を書いている。 フランスはパリのピテ…

白亜紀「地獄アリ」の口は上下に開いた-それは左右開きに劣るのか?

アメリカはニュージャージー工科大学は8月6日、 「9900万年前(白亜紀)の地獄アリ(ヘル・アント)が、獲物の昆虫に噛みついたまま閉じ込められた琥珀」 を発見した、と発表した。 その地獄アリというのは(何と)、口が左右に開くのではなく、上下に開くよ…

アクタージュ原作者強制わいせつで連載打ち切り-男性性欲と「才能」の危険な関係

今の少年ジャンプで看板作品みたいな存在にまで?躍進していた漫画『アクタージュ』が、8月11日発売号で連載打ち切りになることが発表された。 原作者マツキタツヤ氏(29歳)が、強制わいせつで逮捕されたからである。 なんでも6月18日の夜、中野区の路上で歩…

埼玉県と神戸市がTikTok利用ストップ-中国人民は「中国共産党は中国の邪魔」と考える?

私は自分が使っていないもので、大阪府・埼玉県・広島県・神戸市が、住民への情報発信や行政業務利用のため動画投稿アプリ「TikTok」(の製造元「北京字節跳動科技(バイトダンス)」と連携協定を結んでいることを知らなかった。 しかし8月4日、そのうち埼玉…

「動物犠牲」を野蛮・残酷と思うのはヘイトで文化侵略ではないか?

今年もイスラム圏では、動物を生け贄に捧げる「犠牲祭」が来た。 聖地メッカへの大巡礼(ハッジ)のフィナーレを飾る祭りである。 (⇒ AFPニュース:イスラム教の犠牲祭、いけにえにささげられる動物たち) それを報じるニュースの記事や写真を見て、「野蛮…

「ブラック企業」は黒人差別か-「黒」系言葉の点検集

あると思っていたら、やっぱりあった。 悪質・違法・問題ある企業を指す「ブラック企業」という言葉が黒人差別ではないか、黒人ヘイトに繋がるのではないか、という指摘の登場である。 www.asahi.com こういう話を聞いて一般的な日本人が反射的に思い浮かべ…

ハンコ主義・紙決裁・対面主義は「道徳」の問題である

コロナ禍でテレワークがようやく広まりを見せたのと平行し、 日本の「ハンコ主義」「紙決裁」などが、もう何度目か厳しい批判に晒されている。 toyokeizai.net 今どき「ハンコで」「紙で」「出頭・対面して」仕事を進めるなんてこと―― 「もちろん」誰でも、…

ろくでなし子「女性器裁判」敗訴-わいせつ関連罪廃止論

漫画家・芸術家の「ろくでなし子」氏(48歳)が、自分の女性器の3Dデータを作品支援者に頒布したとして逮捕された事件で―― 7月16日、最高裁はろくでなし子氏の上告を棄却して罰金40万円の有罪判決を確定させた。 なお、自分の女性器を芸術作品としてアダルト…

呪われた7月6日-自然災害の主役は「大雨」に、再び「治水」が政治の要に?

またも、7月6日である。 2018年(平成30年)の西日本豪雨災害からぴったり2年の今年7月6日、九州地方は大豪雨に襲われた。 このあまりのタイミングは、もう偶然とは言いがたい。 7月6日は呪われた日であり、この日の前後には今後も豪雨災害が起こる確率が非常…

「アニメキャラの声優にはキャラと同じ人種を当てよ」は、結局またアメリカを利するのではないか?

欧米で吹き荒れる人種差別撤廃ムーブメント―― 別名「欧米文化大革命」は、ついに、 「アニメキャラの声優には、青のアニメキャラの人種と同じ人種の声優を当てなきゃダメだ」 というところに行き着いている。 つまり、黒人(らしい)キャラには黒人の声優を…

泉佐野市「ふるさと納税決戦」に勝つ-「やり手自治体」の名声確立

6月30日、注目されていた「ふるさと納税訴訟」の判決が最高裁で出た。 結果は、高裁で敗訴していた泉佐野市の逆転勝訴。 高額返戻品を規制した「ふるさと納税新制度」から泉佐野市を除外していた総務省の決定は、取り消されることになった。 さて、この判決…

選挙買収額の相場は意外と安い?-河井夫妻がらみで市長・町長辞職

広島県が地盤である、河井克行・河井案里国会議員夫妻の選挙買収(公職選挙法違反)事件。 これについて、今まで夫妻からカネを受け取っていたことを否定していた広島県三原市長の天満祥典(よしのり)氏が―― 6月25日に会見を開き、一転して受け取っていたこ…

欧米文化大革命「黒衛兵」の時代-人の銅像はもう建てるな

いま欧米で、「文化大革命」が盛んである。 アメリカで黒人のジョージ・フロイド氏が白人警察官に「首を絞められて殺された」事件を発端に―― 「人種差別者・助長者」と見なされた(歴史上の)人物の銅像が撤去されたり破壊されたり、 美白効果を謳う化粧品が…

宮城県上空に謎の「未確認飛行物体」-UFO=スカイフック気球再び

6月17日、宮城県上空に現れた「謎の飛行物体」の正体が不明だということで、「ネット騒然」らしい。 ブームから何十年も経った今でも、人類はUFOが大好きである。 UFOを少しでも思わせる記事は、クリック数を集めるものである。 それはともかく今回のニュー…

ミヤネ屋・路上生中継中にパンチャー男性乱入-「変な人リスク」で路上リポート中継ができなくなる時代

6月15日、昼の情報番組「ミヤネ屋」で、新宿は歌舞伎町の路上からの生中継があったが―― その女性リポーターが、一般男性に殴られそうになる?事件が放送されてしまった。 女性リポーターの背後はスクランブル交差点だったが、 「赤信号なのに」それを渡って…

れいわ山本太郎、都知事選に立候補-実は大健闘するだろう説

6月15日、投開票日が7月5日の東京都知事選に、れいわ新選組の山本太郎(45歳)が立候補すると発表した。 今のところ立候補しそうなのは、 ①現職の小池百合子 ②立憲民主党・共産党・社民党の推す宇都宮健児(元日本弁護士連合会会長) ③N国党の立花孝志 ④立花…

アンジャ渡部のトリプル不倫-抗いがたき性欲、多目的トイレ「AVシチュエーション」への憧れ?

お笑い芸人から文化人へ、という流れは、もう珍しいものではない。 その一人と目されていたアンジャッシュの渡部建(47歳)が、日本トップ級美人と目される佐々木希(32歳)を妻に持ちながら―― 不倫を、それも3人と同時並行の不倫をしていたことがバレ、また…

「体当たり中年男」は女性と社会の「進化」を促す?

街中で、わざと女性に体当たりして歩く中年男性が増えている―― そんな話はここ数年確かにネット記事で見たことがあるが、実際にそんな光景を目撃したことは一度もない。 しかしこれは都市伝説や「レアケースを針小棒大に採り上げる」ではなく、実際に多数発…

焦点は「リツイートは罪か」そして共感表明道徳の危険性-伊藤詩織氏、はすみとしこ氏らを損害賠償提訴

6月8日、ジャーナリストの伊藤詩織氏が、自身を侮辱・誹謗中傷したとして―― 漫画家のはすみとしこ氏、及び彼女のツイートをリツイートした都内の医師2人を、東京地裁に提訴した。 求める損害賠償額は、はすみ氏550万円、医師1人110万円の計770万円である。 …

「訴状が届いていない」と双璧「担当者が不在でコメントできない」の謎

こういう記事こそ、ニーズに応える記事というのだろう。 ニュース記事で毎回毎回見る、あの「訴状が届いていないのでコメントできない」の謎について書かれた記事である。 (⇒ オトナンサー 2020年6月7日記事:被告の「訴状が届いていないのでコメントできな…

「マヤ文明」またまた大発見-BC1000年・最大最古の祭祀構造物と仁徳天皇陵の対比

いったいマヤ文明は、どうなっているのだろう。 ここ数年、大発見のニュースがほとんど矢継ぎ早である。 tairanaritoshi-2.hatenablog.com tairanaritoshi-2.hatenablog.com 6月4日、イギリスの科学誌『ネイチャー』に載った記事によると―― 米アリゾナ大など…

ボーガン殺人事件-「飛び道具とは卑怯なり」は正しい感性ではないか?

6月4日午前10時15分頃、宝塚市の住宅街で、男女4人がボーガンの矢で撃たれているのが発見された。 うち70代(祖母)と40代(母)の女性2人が頭を貫かれて死亡、 40代の女性1人(おば)が首に、20代の男性1人(兄弟?)が頭に矢が刺さって重傷という。 逮捕さ…

愛知県大村知事リコール運動vs反運動-日本の「有名人民主主義」

6月2日、愛知県の大村秀章知事のリコールを目指す政治団体が設立された。(以下、敬称略) 団体名は「愛知の未来をつくる会」、 主唱者は高須クリニックの高須克弥院長、 賛同者は作家の百田尚樹、政治評論家の竹田恒泰、 そして名古屋市長の河村たかし、大…

テラハ打ち切り-量子力学と「リアリティ-番組がリアルなわけがない」

5月27日、フジテレビは、木村花事件が起きてしまった恋愛リアリティー番組「テラスハウス」の打ち切りを発表した。 それはそうである。 ところで私はこの「恋愛リアリティー番組」というものに全く興味がないし、見たこともない。 木村花のことは知っていた…

木村花のネットいじめ死が世界的反響-SNS規制法「キムラハナ法」はできるか?

日本の女子プロレスラー・木村花(22歳)が、SNSによる罵詈雑言・誹謗中傷により自死したニュースは…… 日本の著名人らが大勢反応するどころに留まらず、世界的な反響を呼んでいる。 外国の大手メディア、「フォーブス」「ワシントンポスト」「BBC」「Sport1…

木村花ネット中傷で自死-「悪役は罵倒していい」ウソみたいな時代が到来

女子プロレス界の若きホープ、そして恋愛リアリティー番組「テラスハウス」にも出演していた女子レスラー・木村花(22歳)が、5月23日に死去した。 死因はまだ公表されていないが、間違いなく自殺である。 その要因は、「ネット上(SNS上)で誹謗中傷されて…

黒川検事長、朝日・産経新聞社員と賭け麻雀-賭博・密より癒着が問題

5月20日、週刊文春がスクープを報じた。 例の検事総長候補者で定年延長問題の渦中にある東京高検検事長・黒川弘務氏が―― コロナ緊急事態宣言の最中、産経新聞記者・朝日新聞社員(元記者)と賭けマージャンをしていたというのだ。 (⇒ 朝日新聞 2020年5月20…