プロレスリング・ソーシャリティ【社会・ニュース・歴史編】

社会、ニュース、歴史、その他について日々思うことを書いていきます。【プロレス・格闘技編】はリンクからどうぞ。

座間市9人殺害&遺体切断犯・白石隆浩への「ガッカリ感」

 座間市のアパートで9人を殺し、その首を切って保管していた「首吊り士」こと白石隆浩(27歳)だが――

tairanaritoshi-2.hatenablog.com

 


 その犯行動機は、主にカネらしい。「手っ取り早くカネが欲しかったから」というものらしい。

(殺害前にレイプもしていたようだが……)


 これはまた、何と平凡な動機だろうか。

 もちろん彼自身の破滅願望とか「殺しが癖になった」ということもあるのだろうが、まったくありふれた、平々凡々たる動機である。

 賭けてもいいが、メディアや「犯罪心理学者」や大勢の一般人は――

 この事件が、やむにやまれぬ性的衝動によるものだった(ら良かったのに)と思いたいはずである。

 生首にキスしてたとか、フェ×チオさせてたとか、そういう展開を“期待”してたはずである。


 やはり日本人には、欧米人の殺人鬼のような異常な生臭さを“期待”してはいけないのだろうか。

 日本人はまだまだ欧米化しきれてなく、こういう分野では淡泊なままなのだろうか。

 何だかこの「ガッカリ感」を埋めようと、世間では様々なウワサや憶測が飛び交いそうである。

 もっとグロく、闇深く脚色しそうである。

 しかし基本的にはこの男、やっぱりつまらない(「面白くない」)凡人殺人犯ではないだろうか……