プロレスリング・ソーシャリティ【社会・ニュース・歴史編】

社会、ニュース、歴史、その他について日々思うことを書いていきます。【プロレス・格闘技編】はリンクからどうぞ。

相模原市

障害者大量殺傷事件被告に死刑判決-死刑制度の根拠は「除去機能」である

3月16日、例の「相模原市障害者大量殺傷事件」の犯人である植松聖被告に対し、横浜地裁は求刑どおりの死刑を言い渡した。 diamond.jp 妥当というか、当たり前の判決である。 これで死刑にならなかったら、今後日本で死刑になる人はいないだろう。 被告自身が…

川崎市トンネル通り魔殺人事件「切り裂きジャックに憧れるバカ」と「悪の魅力」

2006年9月に発生した神奈川県川崎市宮前区での「トンネル内殺人事件」で―― 別の事件(殺人未遂)で栃木県の刑務所に服役中の男(現在37歳。事件当時は26歳)が、昨年1月に「自分から神奈川県警にハガキを出して、事件について話したい」と自白類似のことをし…

ヒトラーと植松聖―悪の大人気キャラ、悪魔崇拝の守り本尊

相模原市の障害者施設大量殺人事件の犯人・植松聖(うえまつ さとし。26歳)は、2月下旬の緊急措置入院中、病院のスタッフに「(自分には)ヒトラー思想が降りてきた」と話したそうである。 その前、2月19日から20日にかけての神奈川県警津久井署員との面談…

相模原市・障害者施設襲撃事件―戦後最悪の大量殺人と「人生=ババ抜き」説 その2

さてこういう事件が起こると、必ずや施設側や警察の対応が問題視される。 「防ぐことはできなかったのか」という(批判としか受け取られない)問題提起がなされる。 しかし報道を読む限り、かなり迅速で適度な対応を取っているように感じられる。 退院措置に…

相模原市・障害者施設襲撃事件―戦後最悪の大量殺人と「人生=ババ抜き」説 その1

7月26日深夜2時~3時頃、一人の男が障害者施設「神奈川県立津久井やまゆり園」に侵入し、入所者19人を殺害・26人を負傷させた。 男の名は植松 聖(うえまつ さとし)26歳、元この施設の職員。 勝手知ったる建物での犯行であること、相手が無抵抗の障害者であ…