プロレスリング・ソーシャリティ【社会・ニュース・歴史編】

社会、ニュース、歴史、その他について日々思うことを書いていきます。【プロレス・格闘技編】はリンクからどうぞ。

恐竜

ネッシー50年ぶり再捜索-未確認生物のブーム&ロマンス

あの知らぬ者のない「ネス湖の怪獣」ネッシーの、半世紀ぶりの大捜索が8月26日・27日に行われる。 今回は赤外線カメラ搭載のドローンで水中の熱画像を撮影し、水中聴音器でネッシーの鳴き声をキャッチするという「新技術の投入」が特徴だという。 (⇒ 時事ド…

史上最大重量生物?4000万年前クジラの発見-史上最大はやっぱり魚竜では

8月2日、イギリスの科学誌『ネイチャー』に―― 南米ペルーの砂漠地帯で見つかった4000万年前のクジラの化石を分析したところ、体重が最大340トンに上るかもしれない史上最重量生物だった可能性がある、との論文が発表された。 (⇒ AFP BB NEWS 2023年8月3日記…

史上最大翼竜は「飛べない翼竜」化していたか-いわゆる移行型の不思議

史上最大の飛行生物として有名な「ケツァルコアトルス」は、男子のロマンを掻き立てる点においてティラノサウルスに匹敵する魅力がある。 あれほど巨大な生物が空を飛ぶという勇姿は、間違いなく恐竜時代のハイライトの一つである。 ところかそのケツァルコ…

また出た「史上最大の恐竜」-しかしこれをも超える「魚竜」がいるだろう

つい3年前、「パタゴティタン」と名付けられた竜脚類恐竜(要するにブロントサウルス型)が、史上最大の恐竜発見と報じられていた。 しかし、案の定である。 それを越えるかもしれない恐竜化石が、またもアルゼンチン北西部はパタゴニアで発見されたという。…

「カニ界激震」という秀逸タイトルと9000万年前の「昆虫ガニ」発見

「カニの定義の見直しを迫るような」9000万年前のカニが発見された、とのニュースが入ってきた。 9000万年前と言えば白亜紀後期の恐竜時代で―― 首長竜や大型アンモナイトなどと同時代に、こんなカニが海中を「泳いで」いたというのは、まさしくロマンである…

「羽毛」ある翼竜の発見-翼竜は鳥類に劣るから滅んだ?

中国は河北省で、「羽毛のある小型翼竜」の化石が見つかった。 その翼竜は、約1億6千万年前のジュラ紀に生息した翼長40センチ程度のものらしい。 翼竜は2億年以上前に生じ、恐竜絶滅と同じ6500万年前に滅んだとされているから、翼竜の歴史の中では初期に属す…

「史上最大の鳥」は1000年前までマダガスカルで生きていた-「二足歩行の大型肉食動物」は復活するか?

「世界最大の鳥」は、たった1000年前(平安時代)までマダガスカル島に生きていたエピオルニス・マクシムスだと決定したらしい。 とはいえもちろん「飛べない鳥」(走鳥類)なので、「飛べない鳥は鳥じゃない」という主義・好みの人にはややインパクトの弱い…

「翼竜は飛べなかった」という奇怪な説は真実なのか?

古生物界では、長年にわたり奇怪なウワサ(説)が囁かれてきた。 それは「翼竜は、実は飛べなかった」というものである。 これを聞いた人は、一も二もなく「何を馬鹿なこと言ってるんだ」という気になるに違いない。 翼竜と言えば誰しも子どものころ学習漫画…

「史上最大級の魚竜」化石発見-魚竜の秘める大いなる謎

イギリス南西部で、体長25メートルと推計される魚竜の化石が見つかったそうだ。 地球史上最大の動物は、まさにこの現代に生きるシロナガスクジラとされ、その体長は最大34メートルに達するという。 これに比べれば体長25メートルは見劣りするのだが、それで…

史上最大の恐竜の発見-パタゴティタン・マヨラムのさらに上には上があるか? どうして現代に「首長類」は一種しかいないのか?

このほど学術誌「Proceedings of the Royal Society B」において、地球史上最大の陸上動物が新種として発表された。 その名は「パタゴティタン・マヨラム」。 何でも体長37メートル・体重69トン・大腿骨の長さ(高さ)だけでも2.4mに達する、例のティタノサ…