プロレスリング・ソーシャリティ【社会・ニュース・歴史編】

社会、ニュース、歴史、その他について日々思うことを書いていきます。【プロレス・格闘技編】はリンクからどうぞ。

労働

マクドナルド「賃上げで業績回復」、ファーウェイ「優秀な日本人技術者は3000万円で引き抜き」-みんなで沈む“日本人民共和国”

マクドナルドの業績が驚異的に回復しているらしい。 しかもその大きな要因は、従業員の賃金アップでモチベーション(士気)が上がったからだという。 こんなことが(断言はしないが)日本人経営者でやれるわけがないと思ったら、案の定―― それをやったのは52…

国有地9割引売却問題と「安倍晋三記念小学校」その3

安倍首相や森友学園が「財務局に圧力をかけた」と見なされるのは当然である。 しかし仮にそれがなかったとしても、財務局が勝手に「配慮しなければならない」と感じさせられたことはあり得る。 「自分は断じて他人の便宜の犠牲にならない」-この意志ほど大…

電通過労死事件と「働いたら負け」の社会

東大卒・24歳の女性が、電通という超大手一流有名企業に2015年4月に入社し、2015年12月25日に自宅の寮から飛び降り自殺した。 約1年前に起こったこのことを、2016年10月7日、三田労働基準監督署が過労死認定したニュースが流れている。 記録に残っている限り…

働くことには危険がいっぱい~或る車掌の飛び降り事件~

また一つ、すぐ忘れられるだろう小さな悲劇が起きた。 ******************************* 9月21日午前11時頃、大阪府東大阪市の近鉄奈良線東花園駅で、電車の運行中止について客から詰め寄られていた男性車掌(26歳)が突然、制帽と制服の上着を脱ぎ捨ててホ…

労働時間の短縮…少子化を防ぐ最も現実的で、最も非現実的な手段

思うに、恋愛・出産・育児を「面倒な負担」に感じるということには―― 「仕事」というものが我々の生活の中心にあることが最大級の原因になっているだろう。 (むろん、「嗜好の選択肢の多様化」もそれと同じくらい大きな要因である。 何度も書いてきたように…

生活保護の基本論:「人並み」と「最低限」は明らかに違う、ということ

さて、全員とは言わないが生活保護の受給者たちは、 そして彼らのためを自認する弁護士・法曹・市民団体の人たちは、 生活保護受給者が「人並みの生活」ができるよう訴える。そういう訴えを我々は、新聞紙上やウェブ上で頻繁に目にする。 しかし憲法・生活保…

「生活保護者は働けよ!」 ~では、あなたは生活保護者を雇うのか?~

最も強硬な生活保護反対論者にしても、「病気や障害で働けない人」を生活保護することには反対しないだろう。 たまたま不幸にも、災害や事故や失業で「一時的に」収入がなくなった人についても同じだろう。 しかしそうでない場合――五体満足で充分働けそうな…

今度は「#図書館辞めたの私だ」 その3 ~日本の労働の夜明けは遠いぜよ~

先日たまたまネットで、次の記事を見つけた。 佐賀県知事のボーナスを増額することについての意見と応答である。 佐賀県庁公式サイト2016年3月9日更新「県政へのご意見」 ******************************* 佐賀県知事ボーナス増額に反対 佐賀県知事のボーナ…

今度は「#図書館辞めたの私だ」 その2 恒常的に必要な「臨時職員」っておかしいだろう

よい人材は、高い給与で引き付けなくてはならない。 しかし雇う側は、当然なるべく安い給与で雇いたい。 そして司書や保育士は、現実に安い給与でも応募がある。 どうもこの種の職種は、雇う側も雇われる側も「主婦のパートのアルバイト」であり給料は安いも…

今度は「#図書館辞めたの私だ」 その1 「安い値段でいいものを」の帰結

「#保育園落ちた日本死ね」「#保育園落ちたの私だ」「#保育園辞めたの私だ」に続き、今度は「#図書館辞めたの私だ」というのが出てきた。 非正規の図書館員が手取り月給10万円程度であり、それなのに大きな責任・仕事量を割り振られるブラックな職場であると…

「金をかけずに成果を出す方法を考えよ」は詐欺師の言である

「カネ(費用)をかけずに成果を出す方法(アイデア)を考えよ」。 この言葉は日本(世界?)のあらゆる組織でよく聞かれる。あなたも上から常々言われているかもしれない。 しかしこれ、初めて聞いたときから感じていたことなのだが、まるきり詐欺師の言う…

【まとめ記事】副業禁止は明白な憲法違反ではないか?

「副業禁止」に関する、最近の記事をまとめた。 2016年2月26日記事:副業禁止は明白な憲法違反ではないか? その1 自由の抑圧を支持する人たち 2016年2月28日記事:副業禁止は明白な憲法違反ではないか? その2 集団的自衛権と先制予防自衛権① 2016年2月28日…